原文入力:2012/02/23 21:41(1645字)
遺産訴訟直後に‘尾行’三星一族 醜い争い
"三星職員がCJのイ・ジェヒョン会長を尾行" 波紋
CJ, 業務妨害の疑いで告訴
三星とCJグループは淡々としていた。三星は‘イ・ゴンヒ会長個人のこと’と言い、CJは‘イ・メンヒ氏はイ・ジェヒョン会長の父親であるだけで、グループとは関係ない’という態度であった。去る14日、イ・ビョンチョル元三星会長の長男イ・メンヒ前第一肥料会長がイ・ゴンヒ 三星会長に7000億ウォン台の相続財産返還訴訟を起こした時のことだ。
しかし水面下では激戦が繰り広げられていた。CJが23日「イ・ジェヒョン会長を三星が尾行した」と暴露し、遺産相続と嫡統を巡る財閥家のかくれた泥仕合の実状が捉えられた。 CJはこの日「三星物産監査チーム キム・某次長がイ・ジェヒョン会長を尾行した」と明らかにし、キム氏を業務妨害などの疑いでソウル中部警察署に告訴した。
両グループの最上層部は訴訟が知らされる前から忙しく動いていたことが把握されている。 4大グループのある関係者は「会長や会長の先祖のことは、まぎれもなくグループのこと」と話した。三星はイ・メンヒ氏の訴訟を無くすために力を注いだと見られる。CJグループと近いある財界要人は「CJイ・メンヒ氏訴訟を支援しようとしたが、三星の圧迫に勝てず中途であきらめたと理解している」と伝えた。財界の一部では昨年6月CJが主導した大韓通運引き受け戦に三星SDSが突然飛び込んだのもイ・メンヒ氏の訴訟と無関係ではないと見ている。 イ・メンヒ氏の訴訟は昨年6月三星がCJに‘相続持分問題を提起しない’という覚書に署名しろと要求したことが発端になった。 三星側は今でもCJがイ・メンヒ氏の訴訟をひそかに支援していると考えている。 三星関係者は「20億ウォンを超える訴訟印紙代をイ・メンヒ氏が出したとは見られない」と話した。
三星がイ・メンヒ氏の他に相続に関連した他の兄弟の動向把握にも乗り出したという話が聞こえてくる。 また別の財閥グループ関係者は「三星グループ未来戦略室で色々な人脈を活用してイ・メンヒ、ジェヒョン父子はもちろんアワホームのイ・スクヒ(次女),ハンソルグループのイ・インヒ(長女)顧問、新韓グループ前会長である故イ・チャンヒ(次男)一家、その他の兄弟の動向もあまねく見回している」と語った。 イ・メンヒ氏が勝訴し残りの兄弟まで加勢するならば三星は支配構造の維持とイ・ジェヨン三星電子社長への3世継承に回復不能な打撃を受けかねない。今回火が付いた三星の尾行疑惑もやはりこのような情況を示している。
CJの‘尾行疑惑暴露’は相当な強行策だ。ある4大グループ関係者は「写真まで何枚もあらかじめ撮って準備し、多くのCJ職員が動員されたことを見なさい」と話した。CJは訴訟と関係ないという立場だが、イ・メンヒ氏が全て勝訴し2兆ウォンを超える三星生命・三星電子の株式が返還されれば、それは今後イ・ジェヒョン会長の持分になりうる。同時にイ・ジェヨン社長側への継承計画が失敗に終わるならば三星グループの嫡統論難も再燃しかねない。イ・ジェヒョン会長はイ・ビョンチョル先代会長の孫だ。三星側ではそのためにイ・ジェヒョン会長が父親の兄弟に接触してきたと疑っている。CJの事情をよく知っている財界要人は「イ・ジェヒョン会長がイ・メンヒ氏の兄弟たちと会って訴訟前にすでに連絡していただろう」と話した。別の財界関係者もやはり「イ・メンヒ氏は共に相続を受けられなかった弟妹たちと緊密に連絡してきたと理解している」と伝えた。
キム・ジンチョル記者 nowhere@hani.co.kr
原文: 訳J.S