原文入力:2012/02/01 20:25(1229字)
昨年12月の貸切比重67% "貸切住宅難 緩和・家賃負担が影響"
平均貸切保証金 3.3㎡当たり 561万ウォン
貸切住宅の比重が3ケ月連続で増加傾向を示している。従来貸切から家賃に乗り換えた賃借人が家賃支払いに負担を感じ、再び貸切に移る傾向が多くなるなど借家市場の流れが少しずつ変わっているためと推定される。
1日、国土海洋部の借家取引情報システム分析結果によれば、全国住宅の貸切比重は昨年2月の69.3%から9月には66%まで7ヶ月連続で減少した。上半期に貸切保証金が強勢を示しながら上がった金額相当額を保証金付き賃貸しなどに回そうとする家主が増えたためだ。
しかし10月に入ってからは貸切比重が66.4%に高まり11月66.5%、12月には67.1%へ3ヶ月連続で増加傾向を示している。首都圏貸切比率も昨年2月72.5%から9月には68.5%まで下がったが、10月に69.0%に増えた後、12月には69.2%を記録した。
パク・ウォンガプ国民銀行不動産首席チーム長は「最近の貸切住宅比重増加は貸切住宅難の緩和と家賃支払いに負担を感じた賃借人が賃貸坪数を減らしても貸切を守ったこと等が複合的に作用した結果」と分析した。
国土部関係者は「結局、市場が決めることであり、月払い住宅需要が供給より少なければ家主がいくら月払いや保証金付き月払いへの転換を望んでも貸切比重が増えるしかないだろう」と話した。
昨年取引された借家住宅の中で、小型住宅の比重が高かった。専用60㎡以下の小型住宅取引が全体の55.9%である73万8603件を占めた。専用60~85㎡は37万7578件で28.6%、85~135㎡は15万2366件で11.5%を記録した。
去る一年間に全国で取引された貸切住宅の平均貸切保証金は3.3㎡当たり561万ウォンだった。ソウルの住宅の平均貸切保証金は3.3㎡当たり811万ウォンで全国平均より3.3㎡当たり250万ウォン高かった。 類型別にはアパートが999万ウォンで1000万ウォンに肉迫した反面、アパート以外の住宅は693万ウォンでアパートの70%(69.3%)に達しなかった。
この内、全国で貸切保証金が最も高い江南(カンナム)・瑞草(ソチョ)・松坡区(ソンパグ)などいわゆる江南3区は平均貸切保証金が3.3㎡当たり1119万ウォンでソウル市の平均より3.3㎡当たり308万ウォン程高かった。全国で貸切保証金が最も安いところは江原道(カンウォンド 3.3㎡当たり平均274万ウォン)で、江南(カンナム)3区の24.5%に過ぎなかった。
パク・ヨンニュル記者 ylpak@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/economy/economy_general/517103.html 訳J.S