原文入力:2012/01/12 22:42(942字)
オム・ジウォン記者
ソウル、広津区(クァンジング)、九宜洞(クイドン)旧市街地路地裏のテグァンスーパー。 自身の名前を商号として掲げたキム・テグァン(46)氏が夫人とともに18年間守ってきた店だ。 新婚夫婦が中年のおじさん・おばさんに歳を取る間、艶光していたスーパーマーケットも光を失った。 一時は路地で最も洗練された店舗だったが、雨後の筍のようにできた大型マートの間ではいくら擦ろうが磨こうが見栄えせず、御殿のようだった20坪余り(66㎡)の店は時間と共に手狭になった。 自然に売り上げも減った。
脱出口を探したキム氏に‘スーパードクター’が訪ねてきた。 スーパードクターはソウル市が路地商圏を生かすために昨年市内300余りの店舗に投じた経営・流通・レイアウト(陳列)分野の経歴10年以上のコンサルティング専門家たちだ。 39人のスーパードクターは昨年上・下半期にそれぞれ150の店舗を訪ね困難に陥ったスーパーマーケットの主人に2ヶ月間に5回にわたり立地・商圏分析、商品構成・管理、顧客応対方法などを伝授した。
キム氏もスーパードクターの助けで計算台周辺と中央陳列台を整理して商品を再配置して店の雰囲気を変えることができた。 売り上げも20%近く増えた。 彼は 「コンサルティングを受けた後に経営や顧客を見る目、商品配列方法などが大きく変わった」として「お客さんも店が広く見えて良くなったと褒めてくれる」と自慢した。
ソウル市は昨年下半期にコンサルティングを受けた店舗を対象にアンケート調査した結果、81.7%が満足したし‘実質的な役に立っている’という応答は77.4%を占めたと12日発表した。 回答者は特に最も大きな助けを受けたこととして商品陳列とインテリア(68.2%),清潔維持・管理(10.6%),品目・在庫管理(6.1%)等を挙げた。
オム・ジウォン記者 umkija@hani.co.kr
原文: 訳J.S