原文入力:2011/10/19 08:21(1591字)
ソ・ジョンミン記者
"フックソング(HOOK SONG)ではない米国スタイル ラップ…全世界に愛されることを期待"
タイトル曲、レディー・ガガ所属会社を通じ米国で発売
少女時代(写真)が19日、3集アルバム<The boys>を発表した。 昨年10月に出したミニ アルバム<HOOT>以後 1年ぶりだ。この間少女時代は日本全国ツアーで観客14万人を集めるなど海外活動に力を注ぎK-popを代表するガールグループの席を占めた。
17日ソウル、清潭洞(チョンダムドン)のSMエンターテイメント社屋でタイトル曲‘The boys’を先に聞いてみた。 ジリジリする電子音、重いビートに強烈なラップが加わり既存の少女時代音楽とは明確に異なる。この曲を作った世界的プロデューサー テディ ライリーはマイケル・ジャクソンのプロデューサーとしても有名だ。 少女時代がラップの入った米国スタイルの曲を歌うのは初めてだ。
"全世界を対象に世界的なトレンドに出合える音楽をタイトル曲として出すことになりました。 全世界から愛されればうれしいです。" (テヨン)
タイトル曲‘The boys’は来月米国でシングル アルバムとして発売される。 レディー・ガガ、エミネム、ブラック・アイド・ビーズらが所属する大型レコード会社‘インタースコープ レコード’を通じてだ。 世界的なレコード会社‘ユニバーサル ミュージック’を通じて3集アルバム全体をヨーロッパと南米で発売する計画も立てられた。
‘The boys’は強烈な印象のリフレインが反復される、いわゆる‘フックソング’とは距離がある。これもまた既存の少女時代音楽と差別化される点だ。
"国内では私たちの歌‘Gee’のように反復されるメロディがあると受ける傾向が強いです。 ところが日本で活動し外国の歌を多く聴いてみると世界的トレンドはちょっと違います。‘The boys’はリフレーンだけでなく初めに出てくるビートから最後のクライマックスまで全部聴かなければ楽しめない歌です。あたかも昔の歌のようにですね。私たちによって最初から最後まで聴かなければならない歌が多くの人に愛されるようになったらうれしいです。" (スヨン)
衣装と振りつけにも変化が感じられる。少女時代は既存のユニフォームを脱ぎ9人が各自の個性と魅力を生かす服とヘアースタイルで出てくる。ユリは 「振りつけも前は可愛くて美しく女らしい動作が中心でしたが、今度は大きくて力強い男性っぽい動作が多い」と耳打ちした。 先に公開されたミュージックビデオ ティーザー映像を見れば、9人が一斉に‘スパイダーマン’のように床にぺたりと座り込む場面が出てくる。 スヨンは「振付けの方は一部のメンバーだけが座るのが良いと言いましたが、私たちが9人全員で座る方がもっと良いと思うという意見を出しました」と話した。
とは言えアルバム全曲で変化を試みたわけではない。ユリは「安らかな曲、おもしろい曲、少女時代の強みと思えるエネルギーを差し上げる曲もある」と伝えた。
今回のアルバムは全世界を対象に発売されるが、少女時代は当分 国内活動に専念する計画だ。
"当分韓国とアジアを中心に活動しようとしています。 機会ができれば米国に行くのも良いが、先ずは私たちの国でずっと良いコンテンツをお見せすることがK-popを外国によく知らせることになると思います。" (ティファニー)
ソ・ジョンミン記者 westmin@hani.co.kr
写真 SMエンターテイメント提供
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/music/501416.html 訳J.S