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「李承晩美化ドキュメンタリー放送強行してはならない」

https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/498201.html原文入力:2011/09/27 21:27(673字)
チェ・ソンジン記者

非常対策委、KBS前で糾弾大会開く

韓国放送(KBS)が28~30日、3日連続3部作として放映すると予告した李承晩特集「大韓民国を動かした人々-初代大統領李承晩」(夜10時)に対して27日、KBS内外で激しい反発が起きた。

「親日・独裁称賛放送阻止非常対策委員会」(非常対策委)はこの日、ソウル汝矣島のKBS前でKBS糾弾大会を開き、李承晩特集全面中断を促した。非常対策委は「李承晩特集の放送は、民主主義と憲法精神を否定する行為」と批判した。非常対策委は、KBSが23日に出した李承晩特集紹介資料について、「金九先生暗殺に対する李元大統領の関与疑惑が言及されておらず、政府樹立以後、彼が犯した拷問・虐殺などの反民主的蛮行への言及が十分でない」と指摘した。全国言論労組KBS本部(新労組)もこの日、声明を出して、放送取り消しを要求した。オム・ギョンチョル新労組委員長は、「公営放送のKBSが李承晩美化論議の最中に、必ずしも放送しなければならない理由はない」と話した。 これに対してペ・ジェソンKBS広報室長は、「この番組を最終編集する段階で、製作スタッフが功績と過ちについて客観的に光を当てるために、最大限の努力を傾けた」として、「編成取り消し要求は納得し難い」と明らかにした。

チェ・ソンジン記者 csj@hani.co.kr
原文: 訳 M.S