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‘土偶が付いた酒瓶 土器’ 慶州以外で初めて出土

原文入力:2009-02-22午後09:23:00
ノ・ヒョンソク記者

新羅系統の酒瓶土器(瑞獸形土器)

百済の領土であった全南,海南の5~6世紀の古墳から人の土偶と龍の頭が付いた新羅系統の酒瓶土器(瑞獸形土器・写真)が出土した。
羅州トンシン大文化博物館は最近調査中の海南郡,玉泉面‘万義塚1号墳’から瑞獸形土器と取っ手の付いた伽耶系土器,貝腕輪,青銅鏡など古代副葬品1千100点余りを発掘したと22日明らかにした。

土偶が付いた瑞獸形土器は新羅の特徴的様式だ。慶州,味鄒王陵地区から一点が出土したことがあるが、慶州以外から出土したことは初めてだ。また貝腕輪は日本,沖縄産の貝で作った古代日系遺物と推定される。

発掘責任者のイ・ジョンホ トンシン大教授は「海上交通の要所だったこの地から新羅・伽耶系土器と日系装身具と発見されたことは、古代三国,倭国間の活発な交易を示す証拠」と語った。万義塚1号墳は5世紀後半~6世紀始めに作られた石槨墓室の上部に16世紀末の丁酉災乱(慶長の乱)の時に亡くなった義兵たちの死骸を重ねて埋めた仕組みの複合墓だ。

ノ・ヒョンソク記者nuge@hani.co.kr,写真トンシン大文化博物館提供

https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/340251.html

原文: 訳J.S