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白頭山 爆発監視 音波観測所 設置

https://www.hani.co.kr/arti/science/science_general/466088.html

原文入力:2011-03-02午後09:01:34(884字)
気象庁 "年内に京畿か江原に"
中国から地震情報も受けることに

イ・グンヨン記者

白頭山火山の噴火可能性に備え、爆発音を探知するための音波観測所の設立などが推進される。気象庁は2日、韓半島の唯一の活火山である白頭山が爆発する場合、火山灰により航空機欠航、精密製造業打撃など我が国に間接的影響を与えると予想され、これを監視するための音波観測所1ヶ所を年内に京畿か江原北部地域に設置することにしたと明らかにした。

イ・ヒョン気象庁地震管理官は「白頭山が近い期間内に爆発する可能性があるか否かについては学界の見解が交錯しているが、万一の事態に備えるための火山対応総合対策を用意した」とし「まず今年、10億ウォンの予算を投じ多目的用空中音波観測所1ヶ所を設置した後、今後3ヶ所まで増やし音波観測の正確度を高めていく計画」と話した。また、気象庁は白頭山火山活動の直接的分析のために大連・瀋陽など中国東北部地域5ヶ所の地震情報の提供を受けることで中国側と合意し、日本とも東京火山灰注意報センターの情報をリアルタイムで受信する方案を協議するだろうと付け加えた。

気象庁は今年9月まで5億ウォンの予算をかけて白頭山の火山灰拡散を予測するシミュレーションを開発し、噴火可能性を診断する予定だ。気象庁は中国・北韓との交流が活性化すれば吉林省地震局とのホットライン設置、噴火口20km以内への精密地震観測所設置なども推進する計画だと明らかにした。

白頭山は946年に大規模噴火したのに続き、1668年、1702年、1903年に再噴火した記録があり、最近 中国の一部学者らが2014~2015年頃に火山性地震が増加する可能性を提起した事実が国内に知らされ火山再噴火に対する関心が高まった。

イ・グンヨン先任記者 kylee@hani.co.kr

原文: 訳J.S