原文入力:2011-02-27午後09:56:44(1224字)
デモ不参加確認書撤回を要求 “抵抗の創作運動”を決議
チェ・ジェボン記者
←韓国作家会議定期総会が去る26日午後、ソウル麻浦区、龍江洞(ヨンガンドン)中部女性発展センターで開かれている。最前列左から小説家チェ・イルナム氏、詩人コ・ウン氏、作家会議理事長ク・ジュンソ氏。 イ・ジョンチャン先任記者 rhee@hani.co.kr
韓国作家会議(理事長ク・ジュンソ)は26日午後、第23回定期総会を開き、政府傘下機関である韓国文化芸術委員会(文化芸術委)の“デモ不参加確認書”提出要求に反発し、文化芸術委の支援金を昨年に続き今年も受け取らないことを決議した。 またこれと共に政府の文化芸術政策だけでなく民主主義を脅かす全ての政策に対し文学的抵抗を続けることにした。
韓国作家会議の会員文人200人余りはこの日の定期総会で「2010年韓国作家会議評価報告書」を採択してこのように決議した。
文化芸術委は昨年1月20日、2008年の狂牛病ロウソクデモに参加したという理由で韓国作家会議を不法暴力デモ団体と規定し、補助金(3400万ウォン)支給と関連して“デモ不参加確認書提出”を要求した。これに対して韓国作家会議は同年2月20日の総会で確認書提出要求を拒否し“抵抗の創作運動”を展開することを決議した。(ハンギョレ新聞2010年2月22日第2面)
評価報告書は「2010年は国家機構の政治的介入により韓国作家会議の運動性が強化された時期であった」と規定し「これによって組織に緊張が生まれ、民主主義のための多様な活動が強化されたことは重要な成果だった」と評価した。 しかし「文化芸術委の確認書提出指針が撤回されていない状態であり、2011年は依然非常状況である」として「想像せよ! そして戦え!」を今年の事業基調として採択した。
この一年、「抵抗の創作委員会」(委員長ト・ジョンファン)主導でなされた文人達の4大河川事業反対の創作活動は、詩選集『夢の中でも水音よ、病まないでくれ』(コ・ウン、シン・ギョンニム、ト・ジョンファン、キム・ギョンジュなど)と散文集『川は今日眠れない』(カン・ウンギョ、キム・ヨンテク、カン・ヨンスク、ハン・ユジュなど)の二冊の単行本として結実し、26日総会の場で会員に配布された。 韓国作家会議の会員たちはこの他にも、漢江(ハンガン)と洛東江(ナクトンガン)の踏査および巡礼、「トゥリバン文学フォーラム」、詩朗唱、シンポジウムなどの活動を通して、4大河川事業をはじめとする政府の非民主的・反民主的政策に対する抵抗を繋いできた。
チェ・ジェボン記者bong@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/465571.html 訳A.K