本文に移動
全体  > 文化

‘大物 下車‘ファン・ウンギョン作家 "盗みにあった感じ"

原文入力:2010-10-18午後05:23:57(1377字)
‘ドラマ<大物>下車‘ファン・ウンギョン作家 インタビュー
"オ・ジョンロク監督がしばしば台本修正…練習にも出てこれないように"
"‘ネズミ野郎 台詞' も監督が…朴槿恵、念頭に使ったのではないか"

イ・チュンシン記者

←大物 ファン・ウンギョン作家

 "盗みにあった感じだ。" SBSドラマ<大物>を執筆し中途下車したファン・ウンギョン(42)作家は総26部作の<大物>を6回まで執筆した状態だった。ファン作家は 「台本が6回まで出れば半分は終わったと考えるが、くやしくてやりきれない」と話した。

このようにドラマ<大物>執筆を途中で止めることになったのは、ドラマ製作を受け持っているオ・ジョンロクPD(監督)との見解の差が大きかったためだ。ファン作家は「オ監督が台本修正を頻繁に行なった」と話した。「私がしたかった話は縮小されたり なくなったりし、監督が願うもので満たされた。1,2回は80%程度は私が書いた台本だが、3回中盤から4回は私が書いた台本だとは考えがたい。」ファン作家は頻繁な台本修正に対し、オ監督にその理由を尋ねたところ‘作家保護次元で修正をした’という話を聞いたと伝えた。ファン作家は「オ監督が7月末以前から作家交替を要求してきたし、7月末の練習の時から私が来れないようにした」と明らかにした。

<大物>は初回から民友党、潜水艦派兵などを素材として扱いながら特定政党や特定事件を連想させる内容で政界を不快にさせた。特に「野原にネズミ野郎がうじゃうじゃしているのに、どうして豊作を期待できますか? ネズミ野郎から捉えなければならないですね」のような台詞が論難になった。ファン作家はこのような論難に対し誤解だと一蹴した。ファン作家は「‘ネズミ野郎撲滅’台詞は私が書いたものではない」と明らかにした。また「作家が強く保身を図り、監督がそのように書いたのではないのかと巷間では誤解をしているが、オ監督の指向もそうではない」と話した。ファン作家は「民友党は民主党とヨルリンウリ党を合わせたものではない」とし「それならニ国党とか一国党としなければならないのか」と反問した。ファン作家は「オ監督が修正した台本を見れば、いつか私が国家情報院や司正機関に行くことになるのではないかという恐れを感じた」と話した。ファン作家は朴槿恵浮かしについても積極的に否認した。ファン作家は「大韓民国の半分は男で 半分は女なのに、女性大統領を言えば朴槿恵だというのは話にならない」と明らかにした。ファン作家は「約束を守ろうとする朴槿恵の考えは高く評価するが、私は朴槿恵擁護者ではない」と付け加えた。ファン作家は「真に国民のためにする大統領がいて欲しい」としながら「現実でもそのような大統領に一度会ってみたい」と話した。ファン作家は「監督と作家がお互いを尊重する必要があり、それが守られずに誰かの専横でドラマが製作されるのは胸が痛い」と話した。

イ・チュンシン記者 cslee@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/culture_general/444334.html 訳J.S