本文に移動
全体  > 文化

14500の花 霊前に…日本で冷めないヨンハ追慕

原文入力:2010-07-19午後06:21:48(1418字)
献花式に日本全域からファン集まり カーネイション捧げ冥福祈る

キム・ドヒョン記者

14500の花が霊前に…日本で冷めないヨンハ追慕

先月30日に自殺で亡くなった俳優兼歌手 パク・ヨンハ(33)はいつのまにか韓国では徐々に忘れ去られていっているが、日本では黙って見送ることのできないファンたちの追慕熱気が冷める様子がない。

長い梅雨の雨が上がり、炎天が照りつけた18日午後、日本、東京の有楽町国際フォーラム(写真)。パク・ヨンハ献花式では日本全域から駆け付けた1万4500人の日本ファンたちが彼の冥福を祈るカーネーションを捧げたと日本ニュース専門インターネット媒体<JPニュース>が19日伝えた。予想を越える追慕の人波に行事主催側は5000本のカーネーションを追加で緊急準備したという。献花式終了時刻も当初予想時間を20分延長し実施するほどにカーネーションを持ったファンたちの行列は減らなかった。遺影写真が置かれた舞台は、パク・ヨンハが去る6月から始めた5年ぶりの日本ツアーコンサートの一環で当初歌を歌うことが予定されていた場所だ。舞台上では日本で開かれたパク・ヨンハのコンサート写真がスライドショーで上映された。

明るい笑みを浮かべているパク・ヨンハの遺影写真の前でファンたちは茫然自失した表情で静かに涙を流したり、嗚咽を堪えられないファンたちもいたという。大阪から来た40代の女性は<JPニュース>とのインタビューでパク・ヨンハの死が信じられないとして、このように話した。

 "自然な温和さと細やかな微笑が魅力だった。毎年、日本公演の時に参加し、今回の公演も予約しておいてドキドキしながら毎日待っていたのに、青天の霹靂のような知らせを聞いた。感謝の気持ちが半分と恨めしい思いが半分だ。彼の微笑のおかげで多くの力をもらった。でも海の向こう側にまで多くのファンを持っていた彼がそのような選択をしたことは少し悔しい。"

この日の献花式では男性ファンも多く眼についた。"何というか、日本の若者にはない魅力を感じられたようだ。とても誠実な感じがある。完全な‘王子様’であるペ・ヨンジュンは男の私としては拒否感もちょっと持つが、パク・ヨンハはそうではなかった。" 夫人と一緒に来たある男性ファンは、付け加えて「多くの才能を持っていたし、多くの人々から愛された若い魂がそのように亡くなったという事実が残念だ。国籍と原因を離れてですね" と付け加えた。

高知県から11時間 深夜バスに乗ってきたというある女性は「単にヨンハ氏に会うためにきました。まだヨンハ氏がソウルで仕事をしていちのではないかという気がします" として、まだ彼の死を受け入れることができない様子だった。

パク・ヨンハは2003年日本で<冬のソナタ>で人気を得た以後、これまで9枚のシングルアルバム、8枚の正規アルバム、17枚のDVD タイトルを発売し、合計100万枚を越える販売を記録するなど、日本では主に歌手として大きな人気を得た。

キム・ドヒョン記者 aip209@hani.co.kr,写真<JPニュース>提供

原文: https://www.hani.co.kr/arti/culture/entertainment/431026.html 訳J.S