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日本 スピードスケート英雄 "韓国に学べ"

原文入力:2010-02-19午後07:02:20(1082字)
清水, チョン・ミョンギュ教授 指導力‘絶賛’

キム・トヒョン記者

←清水宏保(36)

冬季オリンピックでメダルを3ヶも取り日本スピードスケーティング界の英雄と呼ばれる清水宏保(36・写真)選手が19日<読売>寄稿文で「最善を尽くす韓国選手らを見習え」と促した。

162㎝の小さい体格で1998年長野オリンピック男子スピードスケーティング500mと1000mで各々金・銅,2002年ソルトレイクシティオリンピック1000m銅メダルをとった清水は‘躍進韓国の教訓と指針書’という題名の文で韓国スピードスケートの最大貢献者としてチョン・ミョンギュ(46)韓国体育大教授兼大韓氷上競技連盟副会長を挙げた。

彼は昨年1月、チョン教授の下で1ヶ月半ほど授業を受けた話を紹介し、チョン教授の指導法に対し「ニンジンとムチをうまく使い分ける」と高く評価した。徹底したスパルタ式指導をしながらも、ほめる方法もうまかったということだ。特にチョン教授は初日から自身の面前でひどく叱ったといった。「中途半端な考えでここにきたなら今直ちにスケートをやめなさい。」「今、清水は体力がなく心も安易だ。」「メダルを取って厳格さがなくなった。」「君に日本ではこのように厳しい話をする人はいないだろう。」

清水は 「チョン教授は1980年代私が通った日本大学で技術を習った」とし「スケート部で練習法と技術を2年間習い、帰国した後に韓国ショートトラックの全盛期を築いた人物」と紹介した。

清水はまた500mで金と銀メダルを取った韓-日選手の1000mに臨む態度を比較し、日本選手の奮発を促した。モ・テボムは500mで金メダルを取った後、時間に追われながらも1000mに照準を合わせ銀メダルを取ったのに比べ、長島圭一郎選手は「途中でレースをあきらめた」と指摘した。出発前に運営ミスが重なり理解できる部分もあるが、最後まで最善を尽くしゴールインできなかったという批判だ。

まだ現役で走っている彼はチョン教授から聞いたきびしい言葉を後輩選手たちに聞かせた。「あきらめるゴールインはだめだ。その部分で新しくしなければ韓国に遅れるだけだ。良い教訓と指針書が隣国にあると考えれば良い。」

東京/キム・トヒョン特派員 aip209@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/405641.html 訳J.S