原文入力:2010-02-14午後07:11:39(1444字)
イ・スンジュン記者
←14日午前(韓国時間)カナダ,バンクーバー パシフィック コロシアムで開かれた2010バンクーバー冬季オリンピック ショートトラック男子1500m決勝戦で金メダルを獲得したイ・ジョンス(韓国)がゴールインし歓呼している。 ニューシス
男子ショートトラック イ・ジョンス(21・檀国大)が韓国代表チームにバンクーバー冬オリンピック初の金メダルをもたらした。
イ・ジョンスは14日(以下 韓国時刻)カナダ,バンクーバー パシフィック コロシアムで開かれたショートトラック男子1500m決勝で2分17秒611で金メダルを首にかけた。先輩イ・ホソク(24)とソン・シベク(23)を抜き、生涯初のオリンピック金メダルを取った瞬間だった。
準々決勝と準決勝でオリンピック新記録を出し最高のコンディションで決勝に上がってきたイ・ジョンスは、競技中盤6周目をすぎて米国のアポロ アントン・オーノ(28)と激しい先頭争いを行った。オーノを僅かずつ先んじたイ・ジョンスは結局、最後の1周を残して前に飛び出し‘ゴールド疾走’を終えた。ソン・シベクとイ・ホソクも‘弟’の活躍に負けまいと最後の1周を残してオーノを順に抜いた。韓国選手が金,銀,銅メダルを総ざらいする勢いだった。
だがゴールラインが引かれている最後のコーナーでソン・シベクと後に従ったイ・ホソクの体が当たる事態が発生した。イ・ホソクが狭い内側空間に食い込みソン・シベクを抜こうとする瞬間、体がかすめ均衡を失った。 イ・ジョンスが金メダルの喜びを確認する中で2選手は絡まって倒れたまま氷上を滑った。結局、ソン・シベクは5位に、イ・ホソクは失格処理された。そのためオーノとJ.R セルスキー(20・米国)が漁夫の利を得て銀,銅メダルを占めた。
イ・ジョンスは競技後 「最後に飛び出す競技スタイルではないので、初めから先頭圏に遅れをとらず後ろから追いつき並んでいった」として 「最善を尽くせば良いと考えたが、金メダルを取って気持ち良い」と慎ましく所感を明らかにした。2選手の衝突に対しては 「ゴールラインを通過して、1周回って兄たちが倒れたことを知った」と話した。彼は「オーノの体当たりが今日は激しかった。不快で一緒に授賞台にのぼっても表情を管理できなかった」として 「審判が見ていなければ反則ではない」とオーノに対する不快感も表わした。
先立って開かれた女子3000mリレー準決勝ではチョ・ヘリ(24),イ・ウンビョル(19),パク・スンヒ(18),キム・ミンジョン(25)が出場し、組1位で決勝に進んだ。女子500m 1回戦に出場したチョ・ヘリ(24)とイ・ウンビョル(19),パク・スンヒ(18)も同じく組1位で準々決勝に進んだ。
一方この日、サイプラスマウンテンで行われた女子モーグル スキーに出場したソ・ジョンホァ(20)は27位中21位に終わり、20人までが進める決勝戦進出に失敗した。モーグル スキー金メダルは米国のハンナ アンゼラ コニ(24)が獲得した。 バンクーバー/イ・スンジュン記者 gamja@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/sports/sports_general/404647.html 訳J.S