原文入力:2009-05-07午後10:10:13
8~10日 2回目文化祝典
ファン・ジョンスン映画祭・ヒョン・ギヨン…
キム・ヨンファン記者
←昨年5月、ペダリ文化祝祭 閉幕式に参加した人々。ペダリを育てる仁川市民の会
道路建設問題で深刻な問題に浮上した仁川ペダリ一帯が仁川地域文化芸術のメッカになった。
古本屋通りとして広く知られたペダリ一帯が道路開設で危機を迎えるや、地域住民と文化芸術家たちが昨年に続き8日~10日までの3日間、ペダリ古本屋路と牛角路で2回目の ‘ペダリ文化祝典’ を開く。
8日世界の歴史・文化村造成事例を通じて、仁川ペダリの造成方向を模索してみるペダリフォーラム(午後3時)と午後7時には小説 ‘辺境に啼く鳥’ ‘地上に匙一本’ 等、独歩的な作品世界を構築した玄基榮作家を招請し著者との出会いの時間を開く。この地域で生まれ幼い時期を過した元老映画俳優のファン・ジョンスンが出演した映画を上映する ‘ファン・ジョンスン映画祭’も開かれ、開幕作には映画<馬夫>をこの日午後5時30分に上映する。この映画祭は9日午後1時から<漁村>,<梅雨> <キム薬局の娘たち>等、映画3編が追加上映されこの日 ‘ファン・ジョンスンとの出会い’(午後1時30分)の時間も用意した。
この一帯の文化と歴史性を知らせる ‘本屋展示会-仁川 本の話’ ‘女宣教師合宿所歴史資料展’ 等、各種展示会と ‘ジャズ’ と ‘ラップ’ の公演も加わる。ペダリが親環境的空間に作られたらと願う住民たちの希望が込められたペダリエコパーク開場と別名ブーブー村と呼ばれる昌榮小学校近隣では6・25戦争直後、食べ物がなかった時期に米軍部隊から出た食物を再度料理して食事にしたという‘ブーブー粥食’ 行事も開かれる。
仁川市が3年前からこの地域を横切る産業道路を建設しようとして地域文化芸術家らはこの地域の文化・歴史を守ろうとここに集まり、先月10日には仁川3・1運動発祥地である昌榮小学校で “近代遺跡地がたくさん残っているペダリ一帯を保存して歴史文化生態空間の ‘エコーミュージアム’ に育てていこう」という ‘ペダリ文化宣言’ も行った。チャン・スクキョン ペダリを守る仁川市民の会事務局長は「地域が持っている歴史をもう一度刻み、道路によってこういうものが切れてはいけないという意味で2回目祝典を準備した」と話した。
船を着けることができる橋があり、‘ペダリ’と呼ばれたというここには、日帝強制支配期には仕事を求めて集まった労働者たちが形成した市場と韓国戦争後の暮らしが難しい時期に庶民たちが本を買ったり売ったりして自然に形成された ‘古本屋街’ がある。また1897年京仁鉄道工事の着工地点(牛角駅)とわが国で初めて1892年に開校した私立学校である永化学校,1905年ルネサンス様式で建てられた女宣教師寄宿舎など近代建築物が立ち並んでいる。
キム・ヨンファン記者ywkim@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/353831.html 訳J.S