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日本コラムニスト‘米原万里’特別集 発刊

作品5巻をまとめた限定版セット
米原万里特別集

 国内でも人気が高い日本のコラムニスト米原万里の作品から5巻を選んでまとめた限定版セットが出版された。 出版社 "心の散歩" は2006年に亡くなった米原万里が末期癌闘病中に書いた最後の作品<ユーモアの公式>を再翻訳し最近出版すると共に<プラハの少女時代(原題:嘘つきアーニャの真っ赤な真実)>(2001),<美食見聞録(原題:旅行者の朝食)>(2002),<発明マニア>(2005),<教養ノート>(2005),<言語感覚を育てること(原題:言葉を育てる)>(2008)をまとめた。

 米原万里は1950年日本東京で生まれ、共産党員だった父親について行ったチェコ、プラハのソビエト国際学校で幼年時代(1959~64年)を過ごした後、ロシア語同時通訳者になった。 ユーモアと辛らつな風刺、毒舌で人気を呼んだ随筆家であり本の批評家として有名だ。

 <プラハの少女時代>は1980年代後半以後、社会主義体制が没落した後40余年ぶりに幼年期ソビエト国際学校時期の友人との生活を振り返った回想期であり、友人たちを訪ねて回った旅行記だ。 <美食見聞録>は米原自身の食生活を中心にしたユーモラスな省察を込めたし、<発明マニア>は奇抜な発明癖を現実に対する風刺とユーモアでミックスした。 常識の虚を突く発想の短かめのエッセイを括った<教養ノート>、日本の名士11人との対談集<言語感覚を育てること>も国内読者らから好評を受けた作品だ。

ハン・スンドン記者 sdhan@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/culture/book/610113.html 韓国語原文入力:2013/11/06 19:44
訳J.S(770字)