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済州道 すみずみまで, 地元育ち以上によく知っています

原文入力:2009-04-27午後06:33:23
済州で旅行会社を経営するロシア人 ビクトール ラセンセブ

ホ・ホジュン記者

←ビクトール ラセンセブ(36)

“火山活動で形成された地層を見られるということは非常に魅力的なことですね。外国でも済州道のように観光地が1ヶ所に集中したところはあまりありません。」済州でエコー旅行会社を経営するロシア人ビクトール ラセンセブ(36・写真)は韓国語でこのように話した。先月もモスクワから来た放送記者などに済州の‘地肌’を教えるのに忙しかったという彼だ。彼と済州の縁は大学卒業前の1994年に済州道旅行をしたのが全てだった。だが当時、彼は済州の山と海,野原とアップヒル,その中で暮らす済州の人々の独特の文化の魅力に嵌ったといった。

ロシア,ウラジオストック極東大学韓国語科で習った実力にしてはあまりにも韓国語が流ちょうな彼は、95年卒業後ヨンセ語学堂で3年ほどロシア語講師生活をした。そうするうちに「自然環境が美しく生きるのが複雑でない(?) 済州道に行こう」と決心し2001年済州に定着した。彼の顧客は主にロシア圏や英語圏の観光客たちだ。

彼が見る済州観光の魅力は何だろうか。「柱状節理やアップヒル,山,海などが済州道のように圧縮的に集中したところは世界的にも珍しい。外国の島々は海辺や海水浴場以外には見る所が多くないが、済州道は自然の観光地と人工の観光地、共に優れたところです。」

済州道が年間観光客500万人以上が訪れる所だが、国内観光中心に運営されており外国人は主に日本と中国に占められていると評価した彼は、生態的に優れた自然観光の場所を探して紹介しているが済州の文化を体験することができるようにするのも欠かせない。

彼が案内する外国人観光客の済州道に対する反応はどうだろうか。「自然景観が優れていて、からだと心を休める所だといいます。 ‘自然の気’ を感じることができるという話をたくさん聞いています。」

「東南アジア圏に留まっている外国人観光客の範囲を拡大しようとすれば ‘済州道’ の認知度を広げる作業が必要です。外国人に済州道をたくさん知らせ、ここでずっと暮らしたいです。」娘(8)が今年、西帰浦市内の小学校に入った彼は、済州の地元育ち以上に済州をよく知っている済州人という声を聞く。

済州/文・写真ホ・ホジュン記者hojoon@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/351925.html 訳J.S