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高銀(コ・ウン) "海軍基地問題、沖縄から学べ"

原文入力:2012/05/03 21:17(736字)

コ・ウン(79)詩人 済州(チェジュ)大特講で "建設反対" 明らかにし
"当面の利益だけを考えてはいけない"

 韓国文壇の巨木コ・ウン(79・写真)詩人は2日、済州海軍基地建設と関連して「沖縄の現実から多く学ばなければならない」として反対意見を明らかにした。

 コ詩人はこの日午後、済州大アラミュズホールで学生を相手に開かれた文化広場特講が終わった後、「済州海軍基地をどのように見なければならないか」という質問に対して「済州島が口癖のように言う平和というその言葉には意味がない」として「江汀(カンジョン)には江汀だけがなければならない」として軍基地建設を強く批判した。

 彼は「済州島は少なくとも沖縄の現実から多くを学ばなければならない」として「済州島の運命は今当面の利益だけでは作られない」と語った。

 済州の歴史から海軍基地反対の理由を探さなければならないとも話した。彼は「済州島は4・3の記憶を持っている。 (そのような歴史を持っている)自分たちの人生のアイデンティティがどこにあるかを把握しなければならない」として「済州の前海と後海に核潜水艦のようなものが来れば(4・3の象徴である)椿の花が散る」と声を高めた。

 彼は続けて「この事態が悪化すれば中国のお客さんが東南アジアに行ってしまうだろう」とも話した。

 コ詩人はこの日、済州大学生たちを対象に自身の童時集<チャリョンのキス>をタイトルにした内容の特講を行った。

ホ・ホジュン記者

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/area/531199.html 訳J.S