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ネイバー、ハッキングされた‘ハンギョレ’3日間 全面遮断‘懲罰’

原文入力:2012/03/12 18:32(1173字)

←悪性コード発生時には48時間の除外措置をするというネイバーの運用原則に従い、京郷新聞ニュースが11日ニュースキャストから除外措置され、12日にもサービスが提供されていない。ハンギョレも10日に除外措置された後12日午前11時にニュース サービスが再開された。 画面キャプチャー

10日~12日ハンギョレなど8媒体 ニュースキャスト サービス遮断
"特定ニュースの流通を阻む否定的結果持たらす憂慮が大"

 <ハンギョレ> <京郷新聞> <オーマイニュース>等8ヶ報道機関のホームページがハッキングに遭い、ネイバーニュースキャスト サービスが3日間にわたり遮断された。 ネイバーニュースキャストはネイバーの初期画面で各報道機関が直接タイトルをつけ編集するサービスだ。4・11総選挙を目前にした時点で代表的な進歩媒体がハッキングの標的になったわけだ。

 ネイバーは去る10日から12日午前まで悪性コードの発見を理由に<ハンギョレ>をはじめ<京郷新聞> <オーマイニュース> <中央デイリー> <コリアヘラルド> <スポーツソウル> <デイリアン> <iニュース24>等8媒体のネイバーニュースキャスト サービスを遮断した。 <ハンギョレ>に対するハッキングは去る3週間にわたり主に週末時間帯にサーバーを直接攻撃する方式で繰り返し行われた。 ネイバーは去る5日から悪性コードが発見された報道機関のニュース露出政策を変更し、問題が解決されても2日後の午前11時までネイバーニュースキャストから除外することにした経緯がある。

 専門家たちはネイバーのこのような政策が行き過ぎた懲罰的措置であり、総選挙など世論多様性が重要な時期を控えて特定指向の世論を制限する否定的な結果を産む恐れがあると批判している。 ファン・ヨンソク建国(コングク)大言論広報大学院教授は「第三者による悪性コード攻撃で被害を受けた特定報道機関のニュースを過度に排除することは特定ニュースの流通を阻む否定的な結果を持たらす憂慮が大きい」と語った。

 しかしネイバーは利用者環境保護のために止むを得ないという立場だ。ネイバーの運用会社であるNHNウォン・ユンシク広報チーム長は「ニュースキャスト サービスが始まった以後の3年間、悪性コード問題が継続的に発生してきた」として「報道機関自らのセキュリティー強化を誘導するために強力な政策を展開した」と話した。

クォン・オソン記者 sage5th@hani.co.kr

原文: https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/523104.html 訳J.S