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社説・コラム
[社説]双龍車の追悼集会まで禁じる警察は異常だ
登録:2012-06-09 02:38
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https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/536791.html
原文入力:2012/06/08 19:09(1381字)
徳寿宮の大漢門の前で行なわれている双龍(サンヨン)自動車の犠牲者追悼行事を来月7日から警察が禁止するという。いわば、法的根拠もない行政権乱用だけでなく最小限の倫理意識もないがしろにした居直りの措置だ。双龍車問題は警察の暴力的な強制鎮圧で数多くのケガ人が発生し、その後遺症で多くの労働者が命を失うなど私たちの社会労働への弾圧と労働疎外を象徴する事件だ。 南大門警察署は、集会およびデモに関する法律12条の1項とその施行令により主要道路での集会を禁止できると説明した。通行のじゃまになるので、これ以上放置できないという主張も持ち出した。しかしこれは集会法を自分勝手に解釈したもので、憲法上保障された集会・結社の自由に正面から逆らう行為だ。
集会法と施行令で主要道路での集会やデモを禁止できるというのは、交通のために、必要な場合にだけ制限的に禁止しろという趣旨だ。現在の双龍車の犠牲者追悼のためのテントは大漢門の前に設けられていて、車両の通行とは関係がない。警察は歩道を占拠しており人々の通行のじゃまになっているとし、道路には歩道も含まれると主張する。論議の余地があるものの、かりに警察の主張が正しいとしても、幅10メートルのうち3メートル程度を占有していることを問題視して、集会そのものをやめさせるということは集会法の趣旨をかなり外れたものだ。憲法で保障された集会・結社の自由の本質的な部分に抵触する過剰な対応であることは明らかで違憲の余地も大きい。
22人が無念のうちに亡くなったことにも憤りを覚えものなのに、追悼行事までやめさせられるなら、最低限の人権さえ守られない国だと言えるのではないだろうか。特に警察は3年前に双龍車のストライキの座り込みを鎮圧する過程でテロ対策用の武器まで持ち出すなど、暴力によって、労働者にぬぐうことのできない傷を残した。精神的治療を受けている労働者は今でもあの日の悪夢から抜け出せないでいると訴えている。そんな警察が自分たちの過去の誤りを反省するどころか、先月はテントを撤去して故人の遺影と遺品を清掃車に搬入する蛮行じみた行いをはたらいた。今度は追悼行事ですら止めさせようというのだから、非人間的な行いと変わらない。
最近、李明博大統領と朴槿恵議員(セヌリ党)ら与党幹部の‘北朝鮮シンパ追求’において司直の捜査機関まで加わった公安政局をほうふつさせるまでの様相を見せている。警察の今回の措置もこのような雰囲気と無関係には見えない。
もし南大門の警察署長が追慕集会さえ禁止することを強行するならば、明白な違法であるからこれに対する法的・行政的責任を問うほかはない。
原文: 訳T.W
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