原文入力:2012/04/06 19:17(422字)
誰も卵を立てられませんでしたが一人コロンブスだけが卵を割って立てました。
今も礼賛される‘発想の転換’‘コロンブスの卵’です。
500年間 君臨している生きている伝説です。
しかし私たちは考えなければなりません。
卵を立てることが出来なかった人々は
それが生きている生命なので
とても割ることはできなかったのだという事実を忘れてはいけません。
コロンブスの卵は発想の転換ではなく
生命に対する残酷な暴力です。
果たしてコロンブス以後、
世界のあちこちで生命が割られています。
このように残酷な歴史にもかかわらず
コロンブスは今でも生きています。
シン・ヨンボク聖公会(ソンゴンフェ)大客員教授
原文: https://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/527125.html 訳J.S