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社説・コラム
[社説] 公務員の監察と民間人への内偵は違う
登録:2012-04-02 21:19
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https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/526378.html
原文入力:2012/4/02 19:12(1385字)
大統領府民政首席室が2009年9月、警察に‘特定芸能人名簿’を提示して内密調査を指示し、ここには放送局のキム・ジェドン氏も含まれたという。数日前公開された文書には9月中旬に民政首席室行政官がソウル地方警察庁の経済犯罪捜査隊の関係者を一人で訪ねて、彼ら芸能人に対する不正捜査を‘下命’し、内密調査を進めたことになっている。他の文書には10月中旬にマスコミを通じて‘左派芸能人’関連記事が集中報道されるにつれて、狙い打ち捜査の是非にまきこまれる恐れがあるので捜査中断が必要だと民政首席室に‘隠密報告’したと記されている。 キム・ジェドン氏らを‘左派芸能人’として烙印したのもだが、大統領府が直接狙い打ち捜査を指示したというのは衝撃だ。このほど総理室の公職倫理支援官室が広範囲な民間人査察を行って大統領府に報告したことまで考えれば、ろうそくデモ以後政権に批判的な勢力や団体、人物を狙った不法査察と狙い打ち捜査を総指揮した胴本はやはり大統領府という結論に至らざるをえない。
当時演芸企画会社の不正捜査を始めたソウル警察庁経済犯罪捜査隊はキム・ジェドン、ユン・トヒョン氏らが所属していたタウム企画を最初の対象としたし、10月8日にはこの会社の代表を呼んで調べた。その四日後キム・ジェドン氏は<韓国放送>の‘スターゴールデンベル’を突然降板した。これに先立ち同じ年4月には歌手ユン氏がやはり<韓国放送>の‘ユン・トヒョンのラブレター’から退いた。その他にもコメディアンのキム・ミファ氏をはじめとして様々な芸能人が釈然としない理由で放送プログラムから中途降板するたびに政権による外圧説がとりざたされたのは単なるウワサ話ではなかったわけだ。
警察は該当文書の存在自体を否認しているが当時の状況に照らしてみれば警察解明をすんなり信じることは難しい。最近公開された総理室公職倫理支援官室の査察報告書を見ても2008年の‘ろうそくデモ’以後、支援官室は民間人をあまねく不法査察して、特に韓国放送など放送会社の動向に神経を尖らせたことがわかっている。大統領府の関心がどこにあったかが分かるしだいだ。
大統領府は数日前広報首席を通じて公職倫理支援官室の査察文書の80%は前政権から作成されているもので、あたかも‘不法査察’自体が当然の慣行であるかのように厚顔さぶりを発揮している。その後ツイッターで次のようなコメントが出回ったという。‘公務員の不正監察をしたのが前政権、キム・ジェドンを査察したのが現政権。現政権は公務員の監察とキム・ジェドンの査察が同じと言い張っている’。李明博大統領と大統領府参謀は国民の目を節穴と思っているようだ。
原文: 訳T.W
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