原文入力:2011-04-19午後08:15:19(1223字)
障害者の要求は
羽振りのよい暮らしをするためではなく
市民として、人間として生きるための
最小限の支援をしてくれということだ
パク・チャンウ ソウル市東大門区(トンデムング)祭基洞(チェギドン)
活動補助サービスの時間が足りなくて、一日一食で持ちこたえている障害者 !
トイレに行かねばならなくなるのが恐ろしくて、水一杯も飲めないでいる障害者 !
チューブを挿入してくれる人がいなくて、膀胱が破裂し植物人間になってしまった障害者 !
ボイラーをつけてくれる活動補助者がいなくて、一晩中寒さに震え、ひどいかぜと肺炎にかかって死亡した障害者 !
上の内容は笑いながら話す美談ではない。“‘幸せな福祉”ソウルで起きている現実だ。しかし、オ・セフン市長は政治色が違うという理由で、障害者たちが最も切迫した要求として掲げている重症障害者の生存に直結した核心的生存権予算である“重症障害者の活動補助サービス”の予算まで拒否している。 さらにオ市長は福祉は一度始めれば継続的に財源が投入されなければならないので慎重にしなければならないと言ったり、今回の4月20日障害者の日を迎えて何十億ウォンをかけてのど自慢など展示性・一回性のイベントを計画するなど、相変らず障害者を市民でない施しと同情の対象と見ている。
去る12日ソウル市庁別館前、8日から続けてきた百八拝をするために憔悴した姿のイ・サンホン ソウル市議員が現れた。 重症障害者であるイ・サンホン市会議員の行なう1拝、1拝は苦しく、その苦痛はそばで見守る障害者当事者らにそっくり伝わってくる。 死んでもいない4大河川を救うんだと言って湯水のように注ぎ込んでいる予算の1000分の1にもならないお金を出させるために、市民の代表が108回もひざまずいて頭を下げているのだ。
障害者も人間であり、この国の国民であり、ソウル特別市の市民である。 障害者の要求は、他の人々より羽振り良く暮らすための理不尽な要求ではない。国民として、市民として、人間として生きるための最小限の支援を要求するものだ。 障害者は国家から、人間らしく生きるための最小限の支援を受ける権利さえないというのか?
ソウル市とオ・セフン市長はこれ以上障害者を愚弄してはならない。 障害者の正当な要求を回避したり無視したりせずに、重症障害者の命綱とも言える自立生活のための関連予算を直ちに執行することを望む。
追伸 : イ・サンホン市会議員は13日からハンストに入った。 イ議員は予算が執行されるまで続けると明らかにした。
原文: 訳A.K