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韓国司法、旧統一教会「政教癒着」実態認める…「韓総裁承認後、党に資金」

登録:2026-09-01 01:24 修正:2026-09-01 07:23
警察が統一教会による政界への金品提供疑惑について強制捜索をおこなった昨年12月15日午前、京畿道加平郡の旧統一教会の施設「天正宮」の入口が静まり返っている/聯合ニュース

 韓国司法は、キム・ゴンヒ女史と「国民の力」(当時与党)の議員に複数の懸案について請託するとともに金品を渡していたとされる旧統一教会(世界平和統一家庭連合)のロビー活動が、旧統一教会の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁の「最終承認」の下で組織的に行われていたという趣旨の一審判決を下した。ハン総裁に言い渡された量刑はミン・ジュンギ特別検察官チームの求刑(懲役13年)には遠く及ばない懲役2年だが、主要な容疑のほとんどが有罪と判断されたことで、教団レベルのロビー活動と政教癒着の実態が司法によって認められたことになる。

 ソウル中央地方裁判所刑事27部(ウ・インソン裁判長)は31日、ハン総裁に政治資金法違反で懲役1年、請託禁止法違反と業務上横領で懲役1年を言い渡した。また、同時に起訴されたチョン・ウォンジュ元総裁秘書室長には懲役1年4カ月、執行猶予2年が、ユン・ヨンホ元世界本部長には懲役6カ月が言い渡された。

 同地裁は、旧統一教会側が第20代大統領選挙直後の2022年4月から7月にかけてシャネルのバッグなど8000万ウォン相当の金品をキム女史に渡した疑いについて、「ユン・ヨンホは朝会でハン・ハクチャの承認を得てシャネルのバッグなどをキム・ゴンヒに贈った」として、「このような贈り物は旧統一教会のプロジェクトのために提供されたと認められる」と述べた。同地裁は、ユン元本部長が2022年1月5日に「国民の力」のクォン・ソンドン前議員に政治資金1億ウォンを渡す過程でも、ハン総裁の承認があったとみなした。同地裁は「ユン・ヨンホはハン・ハクチャにクォン・ソンドンとの昼食の約束を報告しており、ハン・ハクチャはその後、チョン・ウォンジュに1億ウォンを持ってこさせ、ユン・ヨンホに渡させた」と述べた。

 ハン総裁らは2022年3月から4月にかけて、国民の力の政治家らに計1億4400万ウォンを配った疑い(政治資金法違反)でも起訴されており、そのうち1億3400万ウォンがハン総裁の承認の下で支出されていたと同地裁は判断した。ハン総裁がキム女史に渡したシャネルのバッグなどの金品の代金を横領した疑いなども、有罪と認められた。

 ただし同地裁は、国民の力への資金提供に関連するハン総裁の横領容疑については「違法取得の意図があったとは考えにくい」として無罪を言い渡した。また、ハン総裁が自身の海外遠征ギャンブル疑惑について証拠隠滅を指示した疑いも、特検法の捜査対象ではないとして、公訴棄却の判決を下した。旧統一教会はこの日の声明で、「遅滞なく控訴し、事実関係と法理的判断の誤りを正す」と表明した。

 一方、政教癒着検察・警察合同捜査本部(合捜本)はこの日、宣教資金など105億ウォンを横領した疑いでハン総裁らを起訴した。合捜本は、ハン総裁個人の金庫に保管されていた現金260億ウォンが横領に関係しているとみて押収し、追徴保全している。

イ・ナヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1275564.html韓国語原文入力:2026-08-31 18:48
訳D.K

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