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李大統領と韓国福祉部長官の「薄毛支援」攻防…「生存問題」対「命に関係ない」

登録:2025-12-17 06:44 修正:2025-12-17 09:32
李在明大統領(左)とチョン・ウンギョン保健福祉部長官(右)/聯合ニュース

 「若い世代にとって薄毛は生存の問題だ」

 16日、保健福祉部の業務報告で、李在明(イ・ジェミョン)大統領は薄毛治療薬に対する健康保険適用の検討を突然注文した。福祉部は検討する方針を示したが、適用は難しいという雰囲気だ。

 李大統領は「若い人たちが(健康)保険料を払うだけで、恩恵は受けられず、不公平だと思う場合があるようだ」とし、薄毛治療薬に対する健康保険適用の必要性を提起した。「薄毛も病気ではないか。若い世代が(薄毛治療薬を)多く使っているというが、検討してみたか」とチョン・ウンギョン福祉部長官に聞いた。これに対し、チョン長官は「医学的理由で生じる円形脱毛症などは治療を支援するが、遺伝的要因による薄毛は関連性が低く、健康保険を適用していない」と答えた。現在、薄毛治療薬には健康保険が適用されていない。ただし、円形脱毛症、アンドロゲン脱毛症、傷跡脱毛症、その他の非傷跡性毛髪損失に対する漢方の鍼治療やステロイド注射治療などには健康保険が適用される。

 否定的な回答を聞いた後も、「遺伝病も遺伝によるものではないか」と、李大統領は質問を続けた。これに対しチョン長官は、「(薄毛は)症状があったり、命に影響を及ぼす疾患ではない。美容的理由については、他の部分も健康保険を適用しない」と再度説明した。

 すると、李大統領は薄毛を生存の問題に引き上げた。「昔は(薄毛を)美容の問題と捉えていたが、最近は生存の問題として捉えているようだ。費用がどのくらいかかるのか、財政負担が大きいなら(保険適用の)回数もしくは総額の制限などを検討してほしい」。度重なる指示にチョン長官も「検討してみる」と一歩退いた。

 チョン長官は業務報告後の会見で、「健康保険政策審議委員会で審議しなければならないため、(薄毛治療薬に対する健康)保険適用の基準と妥当性、財政に及ぼす影響などを総合的に考えなければならない。導入の必要性の検討や財政規模の推計にかなりの時間がかかるため、いつ適用できるかははっきりと言えない」と述べた。

ホ・ユンヒ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1234958.html韓国語原文入力:2025-12-17 01:01
訳H.J

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