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中国とロシアの軍用機9機、韓国防空識別圏に進入…韓国、空軍機出撃で対応

登録:2025-12-11 06:36 修正:2025-12-11 10:22
2023年5月24日、中ロ合同飛行訓練で中国の爆撃機「H-6K」、ロシアの戦略爆撃機「Tu-95MS」、中国の戦闘機「J-16」などが並んで飛行している/ニューシス

 中国とロシアの軍用機9機が9日午前、東海(トンヘ)と南海(ナムヘ)の韓国防空識別圏(KADIZ)に進入した後に離脱した。韓国合同参謀本部(合参)が発表した。

 合参はこの日「本日午前10時頃、ロシア軍用機7機と中国軍用機2機が東海および南海のKADIZに順次進入した後に離脱した。領空侵犯はなかった」とし、「韓国軍は中国およびロシアの軍用機がKADIZに進入する前から把握し、空軍戦闘機を投入して偶発的状況に備えた戦術措置を実施した」と述べた。

 KADIZに進入した中国とロシアの軍用機は爆撃機と戦闘機で、このうちロシア軍用機4機と中国軍用機2機は中ロ合同訓練に参加した戦力だという。合参関係者は「ロシア軍用機は鬱陵島(ウルルンド)と独島(ドクト)側のKADIZに進入し、中国軍用機は離於島(イオド)側のKADIZに進入した」とし、「両国軍用機は日本の対馬付近の上空で合流した」と説明した。

 中国とロシアの軍用機はこの日、約1時間にわたりKADIZに進入したという。 合参関係者は「中ロの軍用機は年に1〜2回程度、朝鮮半島付近上空で合同訓練を行う」と述べた。昨年11月29日にも、中国とロシア軍用機が合同訓練中にKADIZに進入したことがある。

 防空識別圏は、自国領空に接近する軍用航空機を早期に把握し対応するために設定する任意の線で、個別国家の主権事項である領空とは異なる概念。他国の防空識別圏内に進入する軍用航空機は、その国家にあらかじめ飛行計画を提出し、進入時に位置などを通知するのが国際的慣行だ。しかしロシアは、韓国が設定したKADIZが国際法的根拠がないとし、これに対する韓国の統制権を認めていない。中国軍用機が進入した離於島上空のKADIZは、韓国と中国がそれぞれ設定した防空識別圏が重なる空域だ。

クォン・ヒョクチョル先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1233658.html韓国語原文入力:2025-12-09 16:52
訳H.J

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