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襲われた韓国野党第一党代表、「血管再建」2時間後に意識回復

登録:2024-01-03 08:52 修正:2024-01-03 10:22
共に民主党のイ・ジェミョン代表が釜山訪問中に襲撃された2日、イ代表が治療中のソウル鍾路区のソウル大学病院前で警察が警戒にあたっている/聯合ニュース

 2日に釜山で凶器による襲撃を受けた野党「共に民主党」のイ・ジェミョン代表は、首に1.5センチほどの裂傷と頸静脈(けいじょうみゃく)損傷が見られ、緊急手術を受けた。命に別状はなく、意識もある。

 共に民主党のクォン・チルスン首席報道担当はこの日午後7時40分ごろ、ソウル大学病院の救急医療センター前でブリーフィングを行い、「(イ代表が受けた)手術の名称は血栓除去を含む『血管再建術』で、内頸静脈の損傷が確認され、静脈から流れ出た血栓が予想より多かったため、管を挿入する手術をおこなった」と明らかにした。この日午後3時45分ごろに始まった手術は1時間ほどかかると予想されたが、約2時間かかった。手術後に意識を回復したイ代表は、集中治療室に移された。

 襲撃直後、釜山大学病院に運ばれたイ代表は、外傷縫合手術を受け、破傷風の注射を受けた後、ソウル大学病院へと移送された。

 イ代表が負傷した頸静脈は首の静脈の一つで、首の左右を通る一対の静脈のこと。脳血流の大半は首の静脈を経て心臓に戻る。この血管の血流に問題が生じると脳浮腫が発生する可能性があり、顔や首などにもひどいむくみが生じることがある。

シム・ウサム、イム・ジェウ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/1122730.html韓国語原文入力:2024-01-02 20:17
訳D.K

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