国民の力の大統領選挙候補ユン・ソクヨル氏が「大統領選挙候補4者支持度」調査で共に民主党のイ・ジェミョン候補を誤差の範囲外の11ポイントリードしている。年齢層ごとに見ると、ユン・ソクヨル候補は40代を除くすべての年齢層でイ・ジェミョン候補より多くの支持を得ている。
世論調査会社「韓国ギャラップ」の19日の発表によると、今月16日から18日にかけて、全国の1000人の有権者に対し「もし来年の大統領選挙に次の候補者が出馬するとしたら、誰が大統領になるのが良いと思いますか」と尋ねたところ(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)、ユン・ソクヨル候補と答えた回答者は42%、イ・ジェミョン候補は31%、国民の党のアン・チョルス候補は7%、正義党のシム・サンジョン候補は5%を占めた。韓国ギャラップは「選択肢の読み上げは循環させ、特定の人を答えなかった場合は『少しでもましだと思う人は誰ですか』と改めて尋ねた」と説明した。
ユン・ソクヨル候補は光州・全羅地域、40代、進歩層を除いた層で一定の支持を得ていた。特に年齢層ごとに見ると、18~29歳ではユン・ソクヨル候補がイ・ジェミョン候補と同じ22%だったものの、30代では38%(イ・ジェミョン28%)、50代では46%(39%)、60代以上では59%(27%)の支持を得ていた。イ・ジェミョン候補は40代では41%を獲得し、ユン候補(32%)をリードしていた。
先月19日から21日にかけて実施された「大統領選挙4者支持度」調査では、イ・ジェミョン候補が34%、ユン・ソクヨル候補が31%、アン・チョルス候補が9%、シム・サンジョン候補が5%を獲得している。
候補ごとに好感度を問う質問では、ユン・ソクヨル候補は「好感が持てる」という回答が37%、「好感が持てない」という回答が56%だった。1カ月前の調査と比べてユン候補の好感度は9ポイント上昇した。イ・ジェミョン候補は「好感が持てる」が32%、「好感が持てない」が63%だった。シム・サンジョン候補の好感度は29%、アン・チョルス候補は25%だった。
韓国ギャラップが発表した今回の調査結果で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の国政遂行を「評価する」と答えた回答者は34%を占め、前週より3ポイント下落した。「評価しない」は59%だった。「評価しない」理由では「経済/国民生活問題の解決不足」の割合が前週より3ポイント上昇した。
今回の調査は電話調査員がインタビューするかたちで行われ、回答率は15%だった。詳しい内容は韓国ギャラップまたは中央選挙世論調査審議委員会のウェブサイトを参照。