本文に移動

韓日「朝鮮半島平和プロセス」の再稼働に向けた協力案を協議

登録:2021-09-14 06:21 修正:2021-09-14 07:58
外交部のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長(右)と日本外務省の北朝鮮問題担当の船越健裕アジア大洋州局長=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓国外交部のノ・ギュドク朝鮮半島平和交渉本部長が外務省の船越健裕アジア大洋州局長と会談し、朝鮮半島周辺情勢などについて意見を交わした。

 ノ本部長は14日午後2時、東京の外務省で船越局長と会い、朝鮮半島状況の安定的な管理と朝鮮半島平和プロセスの早期の再稼働に向けた協力案について話し合った。しかし、韓日外交当局は同日の協議内容を公開しなかった。

 ノ本部長は同日午前、出国に先立ち、仁川国際空港で記者団に対し「北朝鮮との対話を始めることが最も重要だと思う」としたうえで、「韓米では対北朝鮮人道協力プロジェクトを共同で進めるための協議にかなりの進展があった」と説明した。さらに「それについて引き続き協議し、それ以外にもさまざまな対話再開策について話し合っている。日本政府にもこれまで韓米間にかなりの進展が見られた協議内容を説明し、理解を高めると共に、日本政府との協力案についても協議する予定だ」と明らかにした。ノ本部長は15日午前、米国のソン・キム北朝鮮政策特別代表、船越局長と韓米日3カ国協議を行う一方、ソン・キム代表と韓米2国間協議にも取り組む予定だ。

 一方、加藤勝信官房長官は同日午前の定例記者会見で、11~12日に行われた北朝鮮の巡航ミサイル発射実験について、「1500キロを飛行するミサイル発射が事実とすれば、日本を取り巻く地域の平和と安全を脅かすものであり、日本としては懸念を有している」としたうえで、「韓米両国と緊密に協力しながら、必要な情報を収集・分析・警戒監視を行っていく」と述べた。

東京/キム・ソヨン特派員(お問い合わせ japan@hani.co.k)

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1011495.html韓国語原文入力:2021-09-13 15:34
訳H.J

関連記事