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「韓国と供給契約」モデルナのワクチン、EUで承認間近

登録:2021-01-07 03:22 修正:2021-01-07 08:28
米製薬会社モデルナが開発した新型コロナワクチン/EPA・聯合ニュース

 欧州医薬品庁(EMA)は6日(現地時間)、モデルナが開発した新型コロナウイルスワクチンの条件付き販売承認を勧告した。欧州委員会による最終承認の手続きが残ってはいるものの、近く承認される見通しだ。韓国は、今年5月から2000万人分のワクチンの供給を受ける契約をモデルナと結んでいる。

 欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長はこの日、ツイッターで「いいニュースだ。我々の努力により、より多くのコロナワクチンを欧州にもたらすことができた」とし「EMAは、モデルナのワクチンが安全で効果が高いと評価した」と述べた。同氏は「今後、我々はこのワクチンをできる限り迅速に承認し、欧州連合(EU)で使用できるようにする」と述べた。

 EMAの予想によると、欧州委は同日中にモデルナのワクチンを承認する。ロイター通信が伝えた。欧州委は先月、ファイザーのワクチンもEMAの勧告当日に承認している。

 27カ国からなるEUは先月21日、ファイザーのワクチンを承認し、27日から欧州各国で接種が開始されている。モデルナのワクチンが承認されれば、EUで二番目のコロナワクチンとなる。モデルナのワクチンは先月、米国で初めて承認され、現在接種が進められている。カナダとイスラエルでも承認されている。

EUのウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長が本人のツイッターで、EMAによるモデルナのワクチン承認勧告のニュースを伝えている=同委員長のツイッターより//ハンギョレ新聞社

 モデルナのワクチンはファイザーのものと同様、mRNA(メッセンジャーRNA)がもととなっている。少量のウイルス(抗原)を投入して免疫システムが働くよう誘導する従来のワクチンとは異なり、遺伝子(mRNA)を注入して抗原を作り、これが再び抗体生成へとつながるようにする方式だ。モデルナとファイザーがこの方式のワクチンを初めて商用化した。開発期間が短く安全性も高いが、新たな方式のワクチンであることから、推移を見守る必要があるという意見が出ている。

 モデルナのワクチンは4週間の間をおいて2度打たねばならないが、予防効果は94.5%にのぼる。家庭用冷蔵庫の冷凍温度に近いマイナス20度で6カ月保管でき、普通の冷蔵温度である2~8度でも効果が30日間保てる。価格は25~37ドルで、現在までに名のあがっているワクチンの中では最も高い部類に入る。

 モデルナは昨年末に韓国政府と契約を結び、今年5月から2000万人が接種できる4000万回分のワクチンを供給することとなっている。モデルナは自社のワクチンが必要な承認を受けられるよう、韓国の規制当局と協力すると述べている。

チェ・ヒョンジュン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/977650.html韓国語原文入力:2021-01-06 22:24
訳D.K

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