ドナルド・トランプ米大統領は、2回目の朝米首脳会談の前日の26日にベトナム・ハノイに到着し、28日に日程を終え帰国すると予想される。
米国のインターネットメディア「エクシオス」は22日、3人の米国政府消息筋の話を引用して、トランプ大統領が金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長との首脳会談のためにワシントン時刻で25日にハノイに出発すると報道した。飛行時間と時差を考慮すれば、トランプ大統領は1泊2日の首脳会談が始まる前日の26日夕方にハノイに到着すると見られる。ホワイトハウスは、トランプ大統領の日程を公式発表していないが、米国務省が「マイク・ポンペオ長官が26~28日にハノイを訪問し、トランプ大統領と北朝鮮の指導者である金正恩との首脳会談に参加する予定」と発表した点から推測して、彼も同じ時間帯に動くものと見られる。
ジョン・ボルトン・ホワイトハウス国家安保補佐官もトランプ大統領に随行すると見られる。ボルトン補佐官は、今週初めに韓国を訪問しチョン・ウィヨン大統領府国家安保室長、日本の谷内正太郎国家安全保障局長と会合する予定だった。だが、ホワイトハウスは「ボルトン補佐官はベネズエラ事態に集中するために、韓国訪問を取り消した」と明らかにした。ホワイトハウス国家安保会議の報道官は「ボルトン補佐官は依然としてトランプ大統領とハノイに行く計画」と話したとCNNが伝えた。
トランプ大統領夫人メラニア氏は同行しない見込みとある消息筋が伝えた。北朝鮮メディアは、金委員長の平壌出発のニュースを伝え、随行員名簿を報道したが、李雪主(リ・ソルジュ)女史の名前はなかった。朝米ファーストレディ会合は今回もなされない可能性が高い。