13日、韓国、北朝鮮、米国が間接的に“対話”の雰囲気をやりとりした。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はこの日、大統領府で開かれたラトビア共和国のライモンツ・ヴェーヨニス大統領との首脳会談で「米国も南北対話を肯定的に見ており、北朝鮮との対話の意思を明らかにした」と話した。文大統領はヴェーヨニス大統領が「金与正(キム・ヨジョン)氏が特使として来たことは、北朝鮮が全世界にメッセージを送ったこと」と評価すると、このように答えたとキム・ウィギョム大統領府報道官が伝えた。
金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮労働党委員長もまた、金与正・党中央委員会第1副部長など平昌(ピョンチャン)冬季五輪高位級代表団から12日に報告を受け、「今回のオリンピック競技大会を契機に、北と南の強烈な熱望と共通して抱いてきた和解と対話の良い雰囲気を一層昇華させ、立派な結果を積みあげていくことが重要だ」として、実務的対策を指示したと「労働新聞」など北朝鮮のメディアが13日報道した。
マイク・ペンス米副大統領は12日(現地時間)、ドナルド・トランプ大統領との面談の後にツイッターを通じて「私たちの対北朝鮮政策は私の(韓国・日本)歴訪から変わっていない」としつつも「大統領も『常に対話の価値を信じる』と話してきた。しかし対話のためのいかなる補償もないだろう」と明らかにした。