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釜山にも強制徴用労働者像が立つ

登録:2017-09-07 23:43 修正:2017-09-08 08:03
ソウル龍山駅広場に建てられた「強制徴用労働者像」//ハンギョレ新聞社

 釜山東区(トング)の日本総領事館前に「平和の少女像」に続き日帝強制占領期間に強制徴用された労働者の魂を賛える「強制徴用労働者像」の建設が推進される。

 民主労総釜山本部は11日から100日間、日本総領事館前で「釜山強制徴用労働者像」建設のための1人デモを始める。民主労総釜山本部は、1人デモが終わる12月中旬に募金運動を繰り広げ、来年5月1日のメーデーに釜山強制徴用労働者像を立てる計画だ。

 現在韓国国内には、ソウル、仁川(インチョン)、富平(プピョン)にそれぞれ強制徴用労働者像が立てられ、ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧駐韓日本大使館の向かい側の「平和の少女像」の隣にも強制徴用労働者像の設置が進行している。民主労総と韓国労総などで作られた「強制徴用労働者像建設推進委員会」は、10月に慶尚南道と済州にも強制徴用労働者像を設置する計画だ。これに先立って民主労総などは昨年8月24日、京都の丹波マンガン鉱山前に強制徴用労働者像を立てた。日帝強制占領期間当時、この鉱山には朝鮮人3000人余りが強制的に労役させられた。

 民主労総釜山本部関係者は「強制徴用労働者と日本軍“慰安婦”などの戦争犯罪問題の解決に取り組もうとしない日本政府に事態の解決を要求する意味で日本総領事館前に『釜山平和の少女像』と共に『強制徴用労働者像』を立てることにした」と話した。

釜山/キム・ヨンドン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/area/810054.html 韓国語原文入力:2017-09-07 14:03
訳J.S(740字)

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