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憲法裁判所に集中する週末集会…保守団体との衝突憂慮

登録:2016-12-13 21:35 修正:2016-12-14 10:11
11月19日、ソウル駅広場で「朴槿恵を愛する集い」をはじめとする保守団体の会員たちが朴大統領退陣に反対する応戦集会を開いている//ハンギョレ新聞社

 17日、弾劾賛反集会が憲法裁判所を囲んで同じような時間帯に開かれる。弾劾審判の審理が本格化し、デモも憲法裁判所を中心に再編されている。

 「朴槿恵(パク・クネ)を愛する集い」(パクサモ)は17日午前11時、ソウル鍾路区(チョンノグ)安国(アングク)駅前で朴大統領弾劾反対大規模集会を開く。安国駅と憲法裁判所は100メートルしか離れていない。「朴槿恵を愛する集い」は、三清洞(サムチョンドン)の大統領府近隣まで行進し、バラの花を置いて来るパフォーマンスを行った後、再び安国駅に戻って集会を継続する。「新しい韓国のための国民運動」も午前10時に鍾路区の東亜日報社ビル前で集会を開き、安国駅側に移動して「朴槿恵を愛する集い」の集会に合流する。 母親部隊はこの日午後、世宗路(セジョンノ)小公園で集会を開き、ソウル駅広場まで行進する計画だ。

 「朴槿恵(パク・クネ)政権退陣非常国民行動」(退陣行動)も、朴大統領即刻退陣を要求するろうそく集会を開く。退陣行動関係者は「17日午後5時、光化門(クァンファムン)広場で集会を開き、大統領府近隣まで行進する計画」とし「憲法裁判所前も行進コースの一つとして考慮している」と話した。

 これに伴い、17日に憲法裁判所近隣で集会参加者間に物理的衝突が起きる可能性も提起されている。10日、一部の「朴槿恵を愛する集い」の会員たちが、ろうそく集会参加者の行進コースに移動して大極旗を振り、朴大統領弾劾反対スローガンを叫び、ろうそく集会参加者らと小競り合いを起こした。憲法裁判所の裁判官などが憲法裁判所に出入りする過程で衝突が起きることがありうるという憂慮も出てきて、警察は憲法裁判所周辺の警戒を強化する方案を検討中だ。

コ・ハンソル記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/774511.html 韓国語原文入力:2016-12-13 20:28
訳J.S(866字)

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