日本の検察が靖国神社トイレ爆発音事件の容疑者チョン氏(27)を建造物侵入容疑で28日起訴した。
東京地検はチョン氏が先月22日、正当な理由なく靖国神社の敷地に侵入した容疑を適用して起訴したと共同通信がこの日伝えた。 東京地検は事件の本案格である爆発音事件については補強調査を経て追加起訴する可能性もある。
今回の事件は先月23日午前、東京千代田区の靖国神社で「爆発音が聞こえた」という申告があり、南門付近の男性用トイレで黒く焼け焦げた爆発跡が発見されて始まった。 現場から時限爆弾によく使われる起爆装置、電線、乾電池、鉄パイプ様の容器(4個)等が発見されたが、防犯カメラ画像の分析結果などを基に日本の警察は容疑者を韓国人チョン氏と推定した。 事件発生後に韓国にいたチョン氏は、今月9日突然羽田空港経由で日本に入国し、警察に逮捕された。
朝日新聞は28日、匿名の捜査当局関係者の話を引用し、チョン氏が日本入国当時に「圧力釜爆弾を作ろうとした」と述べたと伝えた。 警視庁公安部によれば、チョン氏は「靖国神社のトイレに時限式発火装置を置きはしたが危険な物ではない」とも話したと同紙は伝えた。 同紙は日本検察がチョン氏に火薬類取締法違反の容疑を追加適用する可能性があると伝えた。