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統一分野元高官の82%「10年以内に南北間局地戦の可能性ある」

登録:2015-05-11 20:53 修正:2015-05-12 07:07
西海北方限界線近くで1999年、2002年、2009年にかけ南北の海軍による4回の海上交戦が起き、朝鮮半島を緊張させた。写真は1999年6月15日西海の延坪島沖の海域で起きた西海交戦当時、韓国海軍高速艇(左)と北朝鮮警備艇が衝突する場面=資料写真//ハンギョレ

 統一分野の元高官らは、10年以内に南北間の全面戦争が勃発する可能性は低いが、西海で局地戦が起きる可能性は高いと予想している。

 ソウル大学統一平和研究院は昨年10月から今年1月まで、盧泰愚(ノ・テウ)政権から朴槿恵(パク・クネ)政権までの大統領府、統一・外交・国防部長次官級の官僚、国家情報院幹部など、110人を対象にアンケート調査を実施した結果を11日公開した。回答者の82.4%は「今後10年以内に朝鮮半島で局地的紛争が発生する可能性が高い」と答えた。局地的紛争が発生しそうな地域としては、全体の91.7%が西海5島を含む西海北方限界線(NLL)水域を挙げた。一方、全面戦争が勃発する可能性は低いとの答えは84.3%で圧倒的だった。

キム・ジフン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

韓国語原文入力: 2015-05-11 20:23

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/690748.html  訳H.J

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