南北民間団体が、「6・15共同宣言15周年民族共同行事」を来月14日から16日までソウルで開催することに合意したと、南側準備委員会が8日、明らかにした。共同行事の開催が実現されると、2008年以来7年ぶりだ。
「光復70周年 6・15共同宣言発表15周年民族共同行事 南側準備委員会」は8日、ソウル・貞(チョン)洞のフランシスコ会館で記者会見を開き、南北および海外の準備委員会が、5日から7日まで中国の瀋陽で会い合意したと発表した。南側準備委員会が公開した南北および海外の準備委員会の共同報道文は、「6月15日から8月15日までを第2の6・15統一時代を開いていくための共同運動期間に定め、この期間に民族の和解と団結、統一のための南北および海外各界各層の多様な共同行事と交流協力事業を活発に進めることにした」と明らかにした。
南側準備委は「南北が8・15光復70石南北共同行事の開催にも合意した」とし「ただ、具体的な日程と場所は、追加の接触で決めることにした」と発表した。 6・15南北共同行事がソウルで開かれることになっており、光復70周年南北共同行事は平壌(ピョンヤン)で開かれるのではという予想について、イ・ユンベ南側委員会共同代表(興士団理事長)は、「韓国で一回開催したら、今度は北朝鮮で開催しなければならないという算術論理よりは、多様な形での開催を目指すことにした」と答えた。
南側準備員会はまた、「7月に開催される光州(クァンジュ)ユニバーシアード大会で白頭山から無等山まで聖火リレーをしようという組織委員会の提案を北朝鮮に伝えたが、これに対して“非常に肯定的な回答”が帰ってきた」と述べた。北朝鮮応援団の派遣と南北大学生の遺跡踏査交流の提案についても、北側が「積極的に行いたい」と答えたと伝えた。
これ対し、統一部当局者は「南北共同行事について正式に承認を要請されたら、民族の同質性の回復と南北関係の発展に役立つ民間交流は許可する旨を生かす方向で、承認を検討していく」と述べた。
韓国語原文入力:2015-05-08 19:25