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韓国教育部次官、自律型私立高の校長たちと非公開懇談会

登録:2014-08-08 11:41 修正:2014-08-09 08:46

 ナ・スンイル教育部次官が7日、ソウル地域の自律型私立高校長たちに非公開で会った。 自律型私立高の校長たちは「ソウル市教育庁の自律型私立高指定取り消し方針は不当だ」と繰り返し主張した。 ナ次官も自律型私立高が「高校教育の模範事例になってほしい」として、自律型私立高政策を維持する意向を明らかにした。

 長官職務を代行中のナ次官はこの日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)の某所で‘ソウル自律型私立高校長協議会’の要請で協議会の会長団であるキム・ヨンボク培材高校長と中東高・養正高・美林女子高の校長たちと会った。 懇談会の後、校長たちが配布した報道資料によれば、校長たちはナ次官に「一般高校の危機は複合要因によるもので自律型私立高だけのせいにすることは誤った判断だ。 国家施策で導入された自律型私立高を教育長が性急に廃止するのではなく短所を補完するよう指導しなければならない」と主張した。 校長たちはソウル市教育庁の自律型私立高校再評価を「受け入れられない」と繰り返し明らかにした。

 教育部はこれまで自律型私立高政策は維持するものの、評価によって運営が困難な一部の自律型私立高を整理する方針を堅持してきた。 教育部と校長が配布した報道資料を見れば、ナ次官は校長に「自律型私立高が高校教育の模範事例になって、公教育全体の質を高めることに寄与できるよう努力してほしい」と注文した。 これは自律型私立高の校長たちが7月14日にチョ・ヒヨン ソウル市教育長に会って「自律型私立高を廃止するのでなく、自律型私立高の成果を一般高校に拡散させ、上向きの平準化をしなければならない」と主張したのと脈絡を一にする。 ナ次官は<ハンギョレ>との通話で「主に校長たちの話を聞いたのであって、(私が)教育庁の方針と関連して話したことはなかった」と語った。

 ソウル市教育庁関係者は「評価の結論が出ていない状態で、評価を受ける当事者が評価を受けないということは適切でない」と話した。

キム・ジフン記者 watchdog@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/schooling/650351.html 韓国語原文入力:2014/08/07 23:09
訳J.S(969字)

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