本文に移動

‘離散家族対面’終盤の峠…南北、本日(14日)2次接触

登録:2014-02-14 00:29 修正:2014-02-14 08:55
来る20~25日金剛山(クムガンサン)で開かれる南北離散家族対面行事に使われるバスが11日午後、江原道(カンウォンド)高城郡(コソングン)花津浦(ファジンポ)の牙山(アサン)サービスエリアに駐車している。 高城/パク・ジョンシク記者 anaki@hani.co.kr

2.5mの暴雪にももびくともせずに推進されてきた離散家族対面行事が、重要な分岐点に直面した。 南北が‘離散家族対面’と‘韓-米連合軍事訓練’が一部重なる問題に対し立場の違いを見せたためだ。しかし南北は14日、第2次‘南北高位級接触’を開くことにし対話を通じた解決の可能性を残した。

 統一部は去る12日、板門店(パンムンジョム)南側地域の平和の家で開かれた南北高位級接触で、北韓が‘韓-米軍事訓練を離散家族対面以後に延期してほしい’と要求したと13日明らかにした。 北側の要求で決まった離散家族対面(2月20~25日)は、韓-米連合軍事訓練(2月24日~4月18日)と2日間(24~25日)重なる。 南側はこれに対して‘離散家族対面は純粋な人道主義的問題’として、既存の‘連係不可’の立場を守った。 このような異見のせいで1次高位級接触は共同合意文や次回接触日程に対する約束もなしで終わった。

 これと関連して国防部は定例ブリーフィングで 「今回の訓練計画は10ヵ月前に確定しており、すでに部隊が動いている。 米国本土から参加する米軍に演習日程と規模を通知した」として、訓練日程は変えられないと明らかにした。 二つの日程が重なる2日間に対して、南北の一方が譲歩しなければ離散家族対面自体が取り消されたり、2次対面団行事(2月23~25日)だけが取り消しになる可能性が高い。

 しかし、前日14時間に及ぶ‘マラソン会議’でも成果を出せなかった南北は、14日に2回目の高位級接触を持つことで合意した。 キム・ウィド統一部スポークスマンは「今日(13日)正午に北韓が板門店チャンネルを通じて‘14日午後3時に板門店の平和の家で高位級接触を開始しよう’と提案した」として「これにわが方が明日午前10時に平和の家でやろうと再提案し、午前10時に会うことになった」と話した。 2回目の高位級接触の案件は、12日の接触で争点となった離散家族対面と韓-米連合軍事訓練の日程、韓半島信頼プロセス、北韓の‘重大提案’等になるものと予想される。

20日から25日まで金剛山(クムガンサン)で開かれる南北離散家族対面行事を準備するために北韓を訪問する実務点検団が7日午前、雪の中で車両を利用して江原道(カンウォンド)高城郡(コソングン)東海(トンヘ)線南北出入り事務所で出発を準備している。 高城/連合ニュース

チェ・ヒョンジュン記者 haojune@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/624063.html 韓国語原文入力:2014/02/13 23:47
訳J.S(1046字)

関連記事