‘有銭無罪、無銭有罪?’
キム・スンヨン韓火(ハンファ)グループ会長とク・チャウォンLIGグループ会長が執行猶予を宣告され解放されるや、オンライン空間がグツグツと煮え立っている。 不良系列会社を不当支援し、会社に損害を及ぼし(キム・スンヨン会長)経営権維持のために2千億ウォン台の詐欺性企業手形(CP)を発行した(ク・チャウォン会長)疑いを受けている二人の財閥総師が、同じ日に同じように "健康状態が悪い" という点を参酌され、揃って‘懲役3年、執行猶予5年’を宣告され、‘有銭無罪’の公式が改めて確認されたと批判している。
検事出身の弁護士であるペク・ヘリョン弁護士はこの日、裁判所の決定直後に自身のツイッターアカウントを通じて "病気を理由に拘束期間の大部分を病院で執行停止状態で過ごし、結局は執行猶予。 再び国民が有銭無罪、無銭有罪を感じなければならない結果が出た" と書いた。
あるネチズン(@good0***)は "キム・スンヨンは執行猶予を受け、イ・ゴンヒは千億(配当)を受けて…労働者は高空に籠城し解雇者たちは街頭に押し出され、この不当さを主張すれば刑務所に行き、…こんな世の中が" と嘆いたし "(ここまでくれば)何の為に裁くのかという気がする時がある" (@thinkingdo****)という声も溢れでた。
ネチズンたちは特にキム・スンヨン、ク・チャヨン会長の二人とも懲役3年に執行猶予5年を宣告されたことに注目している。 "財閥経済犯罪の公式刑量どおり" (@actw***)とし、二人に続き裁判を受けることになるイ・ジェヒョンCJグループ会長(14日)とチェ・テウォンSKグループ会長、チェ・ジェウォン副会長兄弟(今月末)も結局は解放されるのではないかという懐疑的視線を送った。 シン・スギョン新しい社会連帯代表はこれに対し自身のツイッターアカウントを通じて "経済民主化は政権2年目に川を渡った形" と批判した。
イ・ジョンエ記者 hongbyul@hani.co.kr