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[地球村話題]‘朝日新聞’所々 墨塗り‘破格社説’

登録:2013-10-30 17:25 修正:2013-10-31 07:02
所々が墨塗りされている10月30日付<朝日新聞>社説

 30日付の日本<朝日新聞>に所々が墨塗りされた社説が登場した。 問題の社説がねらった対象は、日本政府が推進中の特定秘密保護法案と首相の動静もこの法案によれば‘機密事項’ではないかという趣旨の発言をした小池百合子 自民党議員だ。 小池議員は28日衆議院特別委員会で、毎日 各新聞が "毎日、新聞に何時何分、誰が入って何分に出てきたという首相動静を必ず報道している。 これは(国民の)知る権利を越えるのではないか」という発言をして物議をかもした。 小池議員は第1次安倍内閣の時、安保担当総理補佐官として活動した。

 <朝日新聞>は小池議員の指摘を受け入れ、安倍晋三 首相の27日の動静を示してみるとして "(午前)■時■分、東京■町■省。 ■分■自衛隊ヘリコプターで出発" 等、日程の細部内訳を墨塗りした動静を載せた。 新聞がこのような破格的な風刺を試みたのは、25日に閣議決定した後、国会が審議しているこの法案が通過すれば日本国民の知る権利と言論の取材の自由を深刻に侵害しかねないと見ているためだ。

 法案によれば、国家の特定秘密を漏洩した公務員は、最高10年以下の懲役刑に処することができる。 今後、敏感な外交・国防事案に対する取材は事実上不可能になるだろうという批判が出る理由だ。 新聞は社説の最後に "いったん法案が成立すれば、何が特定秘密なのかすら(国民は)分からなくなる。 墨塗りの文書さえ出てこないのである" と警鐘を鳴らした。

東京/キル・ユンヒョン特派員 charisma@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/609141.html 韓国語原文入力:2013/10/30 16:55
訳J.S(871字)

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