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[ズームイン]安全上の理由で閉鎖すると言っていた龍仁自動車レース場で一人で高級スポーツカーを楽しむイ・ゴンヒ元三星会長

■イ・テヒ,チョン・チョンフィ,リュ・ウジョン

去る4月30日、京畿 龍仁市,蒲谷面,ユウン里の自動車レース場 ‘スピードウェイ’。テーマパーク エバーランド正門前にある自動車レース場だ。エバーランドは先立って4月17日、安全上の理由を挙げてスピードウェイを閉鎖した経緯がある。このためにスピードウェイで開かれた各種レーシング大会も江原,太白に移して開催されている。

イ・ゴンヒ元三星会長がエバーランドが運営する自動車レース場を閉鎖したまま ‘一人で’ レースを楽しんでいるといううわさが事実だと確認された。イ前会長が先月30日午前、京畿道,龍仁市,蒲谷面ユウン里にある自動車レース場 ‘スピードウェイ’ でメルセデス-ベンツのスポーツカー(SL63-AMG)を直接運転しサーキットを疾走している。(上の写真)ポルシェ,フェラーリ,ランボルギーニなど10台余りの最高級スポーツカーを並べておき、取り替えながら乗ったイ前会長(下左側写真)は数時間後、助手席に移り乗ったまま職員の挨拶を受けレース場を去った。(下写真右側)スピードウェイを運営しているエバーランドは先月17日安全上の理由を挙げ競走場の門を閉めた。関連記事と写真は<ハンギョレ21>最近号に載せられた。リュ・ウジョン<ハンギョレ21>記者wjryu＠hani.co.kr

閉鎖された競走場で最新型スポーツカー疾走?

ところが、この日午前11時に覗いて見た風景は違っていた。2125mの長さのサーキット(競走路の)上でメルセデス ベンツの黒色2人乗ロードスターSL63-AMGが春風を分けてすべるように走っている。450m直線走路に入るや ‘プア～アン’ という轟音と共に爆発的に加速する。2009年型 ‘新商品’だ。設計は310km以上の走行が可能なようになっているが、国内に入ってくる時は最高速度270kmに制限されている。停止状態から100m到達速度は4.8秒、国内公式市販価格は1億8990万ウォンだ。黒のサングラスをかけた運転者は無表情だ。

同じ時間にサーキット中央の ‘ピット’ と呼ばれる大きいテントの下に管理人と見える人々が駐車していた車を乾いた雑巾で拭いている。駐車していた車はベンツ、ポルシェからフェラーリ、ランボルギーニまで最高級スポーツカーばかり計15台に達する。貧しいスピード狂は見るだけでも心拍数が1万rpm(分当回転数)まで上がる数億ウォンのスーパーカーたちだ。

ロードスターSL63-AMGがピットにゆっくり入ってきて停まる。運転席のドアが開く。二人の男性の助けを受けてゆっくり地上に足を踏み出す人はイ・ゴンヒ前三星グループ会長だった。

*詳しい記事と写真は今週発売される<ハンギョレ21> 759号に載せられました。

文イ・テヒ記者hermes＠hani.co.kr・チョン・チョンフィ記者hermes＠hani.co.kr写真リュ・ウジョン記者wjryu＠hani.co.kr

原文:http://h21.hani.co.kr/arti/society/society_general/24875.html 訳J.S