本文に移動
全体  > 文化

映画‘観相’その気持ちがさらなる大当たり

登録:2013-09-24 21:46 修正:2013-09-25 07:13
映画<観相>のポスター

 映画<観相>の製作会社ジュピターフィルム(代表 チュ・ピルホ)が収益の半分を公益財団の‘美しい財団’に寄付することにした。

 美しい財団は24日 「ジュピターフィルムが昨年12月に連絡を取ってきて<観相>の収益が出れば、純収益の50%を寄付するという協約を結んだ」として「商業映画としては珍しく、製作段階から収益の半分を分けるという度量の大きな約束をした」と明らかにした。

 財団側は「製作会社が協約当時、寄付の事実を公開しないよう要請したが、観客が映画を観るたびに観覧料の一部で自身も‘寄付’することになるという幸せな経験をすることになるという事実を伝えようとの趣旨で一歩遅れて寄付協約を公開することにした」とその背景を説明した。

 財団側はジュピターフィルムの寄付金を児童・青少年の分かち合い教育と障害児童、老人支援などの事業に使う計画だ。 実際の寄付は<観相>が封切り館での上映を終えた後に製作会社の収益が最終精算される時点に行われる。

 映画界で一定以上の興行に成功すれば収益の一部を寄付するという‘興行公約’を行うケースはあるが、製作段階から興行収益の半分を寄付金として出すという協約まで終えるケースは異例的だ。 2010年に元老俳優シン・ヨンギュン(84)氏が500億ウォン台の資産を寄付して話題を集めたが、これもやはり映画界と文化芸術界の共有財産として寄付した。

去る11日に封切りされた<観相>は24日に観客動員700万人を突破して疾走中だ。

ホン・ソクチェ記者 forchis@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/culture/movie/604484.html 韓国語原文入力:2013/09/24 21:05
訳J.S(802字)

関連記事