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‘朝鮮3大市場’全州場をひと目で

登録:2013-06-10 22:16 修正:2013-06-11 05:21
日帝強制占領期、全州城内に形成された大正通りの様子。 全州歴史博物館 提供

全北(チョンブク)全州(チョンジュ)歴史博物館が開館11周年を迎え、写真特別展‘朝鮮の3大市場、全州場’を開く。

 11日から7月28日まで開かれるこの行事は、朝鮮末から現代まで全州城外市場4ヶ所など古の市場の姿を見せる写真60点余りを1・2部に分けて見せてくれる。 1部には朝鮮末1900年代から日帝強制占領期間の1940年代まで全州地域市場の姿を保存した写真20枚余りを展示し、2部には1950年代から1980年代までの写真40枚余りを紹介する。

 全州は平壌(ピョンヤン)・大邱(テグ)とともに朝鮮の3大市場に選ばれる程に物産の集積地であり流通の中心地であった。 全州城の東西南北4大門の外に全て市場ができ、鳳東(ポンドン)場と三礼場など全州周辺地域にも7ヶ程度の市が立った記録が残っている。 日帝時、全州城4大門外の市場は南門市場に統合されて朝鮮人が主に利用する商業空間だった。 全州城内の都心は大正通り(全州郵便局から多佳洞(タガドン)派出所に至る区間)を中心に商店街を形成し日本人の商業空間となった。

 イ・ドンヒ全州歴史博物館長は「開館11周年を迎えて、その間の成果を探り今後の発展を期待する行事だ。 写真展と同時に開かれる学術大会を通じて全州地域市場の歴史をあまねく眺望できるだろう」と話した。

パク・イムグン記者 pik007@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/society/area/591265.html 韓国語原文入力:2013/06/10 21:06
訳J.S(739字)

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