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米 "19日 B-52爆撃機 韓半島上空 訓練"

登録:2013-03-19 11:44 修正:2013-03-19 15:57

 韓国を訪問したアストン カーター米国国防部副長官が「米国は自動歳出削減発動にも韓国に展開されるすべての戦力に優先順位を付与するだろう」と明らかにした。 彼はまた、世界最高水準の爆撃機であるB-52の訓練計画も公開した。

 18日午後ソウル国防部でキム・クァンジン国防部長官と会ったカーター副長官は「自動歳出削減にともなう国防費削減が駐韓米軍防衛費分担交渉には影響を及ぼさないだろう」と話した。 彼は「10月1日までに米国議会で国防予算を決めるが、韓半島には影響がないよう努力する」と明らかにした。

 また、この日キム長官と会った席で、今年開かれる駐韓米軍防衛費分担交渉に関連した話はなかったとカーター副長官は伝えた。 しかし現在42%水準である韓国の駐韓米軍防衛費分担規模に関して、米国政府は50%まで高めてほしいと要求するものと予想される。 米国防総省は自動歳出削減の余波で今年400億ドル以上の国防予算を削減された状態であるためだ。

 カーター副長官はキム長官に会った後、韓国駐在米国大使館広報処で開かれた記者会見で「明日(19日)韓半島でB-52爆撃機の飛行訓練を行なう」と明らかにした。 B-52の飛行訓練計画を公開したのは非常に異例なことで、最近核実験を強行した北韓を狙った武力示威と解釈される。 B-52は1950年代に核攻撃目的で開発され、現在も米国空軍の主力爆撃機だ。 長さ48m、幅56.4m、重さ221.5t、最大航続距離1万6000kmに達する。 最大高度は5万5000ft(1万6764m)であり、2000ポンド(約907㎏)の在来式爆弾35発と巡航ミサイル12発を装着できる。

 北韓の核兵器実験と長距離ロケット発射と関連して、彼は「米国は核の傘、在来式打撃能力、ミサイル防御能力などすべての軍事能力を使って韓国に対する拡張抑制を提供する」と確認した。 カーター副長官はこの日キム・ジャンス大統領府国家安保室長とユン・ビョンセ外交通商部長官に相次いで会った。

キム・キュウォン記者、ワシントン/パク・ヒョン特派員 che@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/defense/578616.html 韓国語原文入力:2013/03/18 22:41
訳J.S(1033字)

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