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文・安 TV討論で "単一化、直接会って解決しよう" 共感

登録:2012-11-22 01:12 修正:2012-11-22 02:05
21日夜 ソウル龍山区(ヨンサング)孝昌洞(ヒョチャンドン)の白凡記念館で開かれた大統領選候補単一化のためのテレビ討論会で文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党大統領選候補と安哲秀(アン・チョルス)無所属大統領選候補が討論を行っている。 国会カメラマン団

 文在寅(ムン・ジェイン)民主統合党大統領候補と安哲秀(アン・チョルス)無所属大統領選候補が22日に直接会って膠着状態に陥った候補単一化ルール交渉をすることにした。 両候補は21日夜11時15分からソウル龍山区(ヨンサング)孝昌洞(ヒョチャンドン)の白凡記念館で100分間にわたる候補単一化テレビ討論でこのように同意した。

 文候補は「単一化交渉が進行されず多くの国民が単一化がきちんとなされないのではないかと憂慮している。 明日にでも私と会って交渉の行き詰まりを解決しよう」と安候補に提案した。 これに対し安候補は「一緒に会って良い方案を導き出したい」と応じて、両候補の3次会合で単一化ルールを協議することが決まった。

 地上波放送3社の共同生中継で100分間にわたり進行された今回の討論で、文在寅候補は国政経験を有する準備された候補という点を、安哲秀候補は大韓民国と政治を変えられる候補という点を前面に出した。 文候補は「国政をしてみれば色々な危機がある。 天安(チョナン)艦事件と延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件が起こった時、李明博政府があたふたどぎまぎして戦争が起きるところだった。 国政は失敗や試行錯誤が許されない」と話した。安候補は「市内バス運行が22日に全面中断されるというが、なぜ政治がこのようなことを調整できないのか考えてみなければならない。 出馬宣言して多くの方々が私の手を握って変えてくれと話した。 生活の苦しい方々の涙を拭う政治、無念な思いでいる人々に常識が通じることを見せる政治を行う」と話した。

21日夜ソウル龍山区(ヨンサング)孝昌洞(ヒョチャンドン)の白凡記念館ロビーで記者たちが放送で生中継されたムン・ジェイン-アン・チョルス野党圏候補単一化討論会を見守っている。 キム・テヒョン記者 xogud555@hani.co.kr

討論では序盤からきっ抗した戦いが展開された。 文候補は「新しい政治共同宣言で国会議員定数を調整することで合意したのを、安候補側では縮小と表現した理由が何か」と尋ねると、安候補は「調整といえば増やしたり削ったりすることだが、増やそうと言えば国民に受け入れられないし、結局は減らそうということではないか」と応酬した。

 安候補は「元老政治学者チェ・ジャンジブ教授が2005年の論文で‘参与政府で経済官僚と三星(サムスン)グループが結びつき改革空間が縮小された’と指摘した。 それなら同じ人材構造で経済民主化がきちんと実現されるか気になる」と尋ねた。 文候補は「参与政府の時に経済民主化をきちんとできなくて、それによって両極化が激しくなり非正規職問題が生じたという限界があった。 その時は経済民主化を主張すれば左派と言われた。 今は経済民主化が国民皆が望むところになったので国民の同意の中で推進できると考える」と答えた。

 両候補側の実務交渉団はこの日も2回会議中断を繰り返し、3回にわたり単一化ルール交渉を進めたが、世論調査の質問項目と公論調査パネル募集方式に対する異見を解消できなかった。イ・テヒ記者 hermes@hani.co.kr

https://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/561802.html 韓国語原文入力:2012/11/22 00:27
訳J.S(1494字)

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