安哲秀 無所属大統領選挙候補側が野党圏候補の単一化方案として世論調査50%と各自の支持勢力が参加する公論調査50%を提案したことが分かった。 文在寅 民主統合党大統領候補側はこれに対し難色を示し、単一化ルール交渉が難航している。
文候補側のパク・ヨンソン共同選挙対策委員長と安候補側のハ・スンチャン対外協力室長をそれぞれチーム長にした両側の単一化実務協議チームは19日ソウルの某所で会い、夜遅くまで非公開協議を行った。 単一化ルール協議は文・安候補が前日夜に電撃会合し新しい政治共同宣言を発表するなど跛行事態が縫合されたことにより14日に交渉が中断されて5日ぶりに再開された。
単一化方案と関連して、安候補側は世論調査50%に民主党党員・代議員と市民の参加希望者を対象に支持候補を尋ねる公論調査50%ずつをそれぞれ反映して単一候補を定めようと提案したことが分かった。 公論調査は民主党党員・代議員と市民参加者の支持度を半々に反映する方案として伝えられた。 民主党では党員・代議員が、安候補側では市民参加者の申請を受け付け、これらの人々を対象に支持候補を調査する方式だ。 2010年6月地方選挙京畿道(キョンギド)知事候補選出のために当時ユ・シミン国民参加党候補支持者とキム・ジンピョ民主党候補を支持する党員たちが参加する公論調査を行ったのと似た方式だ。
しかし民主党側ではこの場合、安候補側に一方的に有利な構図になるのではないかという疑問を提起している。 民主党党員・代議員中の相当数が非盧指向なので、民主党側は票が分かれるにに対し、安候補側が募集することになる市民はほとんどが安候補支持指向である可能性が高く、文候補に大きく不利な構造になるということだ。 これと関連してウ・サンホ公報団長はこの日夜ソウル永登浦(ヨンドンポ)の党事務所でブリーフィングを行い「安候補側が合意に反して色々な言論プレイをするならば、これは重大な合意違反にあたることを警告する」と話した。
実務協議チームは文・安候補間の単一化のためのテレビ討論を21日夜に開くことで合意した。 TV討論の主管社である