セヌリ党は29日、‘討論逃亡女’というニックネームがついたパク・ソンヒ(32)京畿(キョンギ)安山(アンサン)常緑甲地区党協委員長を国民大統合委員会‘世代統合本部2030未来開拓団’団長に任命した。 未来開拓団はセヌリ党が若年層との疎通を強化しようと20~30代の40人余りの専門委員で構成した組織で、セヌリ党に政策を提案する予定だ。
ところで団長であるパク・ソンヒ委員長は去る4・11総選挙を控えて地方区選挙管理委員会が主催した討論会で、司会者の質問にまともに答えられず討論開始10余分で討論会の席をはずしてインターネットで‘討論逃亡女’として広く知られた。 パク委員長はこの日午前、記者会見で関連質問を受けたが「次に再び申し上げる機会があることを願う」として返答を避けた。
記者会見にはインターネット保守論客ピョン・ヒジェ(38)氏も参加した。 ピョン氏は自身が代表を務めるインターネット媒体<週間メディアウォッチ>のイ・ムンウォン編集長が未来開拓団共同団長に任命されたためこの席を訪れた。 イ編集長は「(ピョン氏がセヌリ党で)活動を共にするということではなく、編集長が団長を務めるというので一緒にきた」と話した。
ピョン氏はチン・ジュングォン東洋(トンヤン)大教授と近い将来‘死亡遊戯’討論会を開くと話した。 ピョン氏は去る27日、2千万ウォンを賭けてチン教授に20~30代論客との討論を提案した経緯がある。 <死亡遊戯>は俳優ブルース・リーの遺作で、ピョン氏は「チン・ジュングォン氏がその取るに足りない実力で10年にわたって論客として(名前を)維持したことを尊重する気持ちでブルース・リーになぞらえて言ったこと」と話した。
彼は去る4月の総選挙当時「投票しない60%の20-30世代の青年たちが大韓民国の柱」、「(投票参加を促すことは)ナチ水準の扇動」などの発言で論難を起こし、最近では「チョン・テイル財団と双龍(サンヨン)車座り込み現場、龍山(ヨンサン)惨事現場などは親盧従北勢力の国民扇動のための主要拠点地域」と主張した。
チョ・ヘジョン記者 zesty@hani.co.kr