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[シン・ヨンボク(申栄福)の絵による思索] 読書

登録:2012-03-17 10:08

原文入力:2012/03/16 19:29(416字)



























 ‘書三読’は本を読む時は必ず3回読まなければならないという意です。 最初はテキストを読んで、次にその筆者を読んで、そして最後に読者自身を読まなければならないという意です。 一応、テキストを忠実に読むことが必要です。 しかし、すべての筆者は時の社会歴史的土台に足を取られています。 そのために、そのテキストの筆者を読まなければなりません。 最終的に読者自身を読まなければならない理由も同じです。読者もやはり当代社会の文脈に閉じ込められているためです。 読書は机の上に上がってさらに遠方を眺める眺望です。 そして‘著者の死と読者の誕生’へと続く絶え間のない脱走です。
シン・ヨンボク聖公会(ソンゴンフェ)大客員教授

原文: https://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/523886.html 訳J.S