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[社説] ‘希望’が感じられない李大統領の年頭所感

登録:2012-01-03 10:23
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/513007.html

原文入力:2012/01/02 19:16(1046)

李明博大統領昨日演説した年頭所感は、任期末の国政の‘安定的管理’が強調されたものだった。相次いだ失政力を失った大統領状況反映したかのように普段のうぬぼれや独善もすごく減った。だがる誠実さはいぜんとしてじられない内容だった。謝罪曖昧だし、省察不十分で、国政運営変化の意志は見うけられない


大統領 "一年ってみると国民ないと言わざるをえない" として "私自身周囲って、ったし、より厳格管理する" した。自身親戚側近の不祥事する謝罪の表明だったが期待にはるかにらない見せかけだけの謝罪であった。言葉の使い方からして、‘謝る’や‘謝罪’という言葉わりに‘申し訳ない’という婉曲的な表現使っている。内谷洞(ネゴクトン)私邸問題をはじめとして洪水のようにれでる各種の権力型の不正疑惑を鑑みればこの程度の表現ですませられる考える発想驚かされる

  実際、大統領今謝らなければならない内容側近の不祥事ぐらいではすまない。むしろ所感では過去4失政する総体的謝罪があってこそしかるべきだった民主主義後退権保護の失墜、民生経済破綻南北関係後退などすべての面での国政の失敗痛烈反省し、からでも国政運営の方法画期的えるという覚悟の表明がなければならなかった。しかし、こういうものはすべて、まったくかなわぬ期待であることが新年演再確認された。

  年頭所感題名は‘危機えて希望へ’だ。しかし李大統領いてたして国民のうち何人希望じたか疑問だ。李大統領はこの若者の失業の解決などを約束したが、あるたびに広げる大風呂敷にぎなかった。‘3%前半の物価抑制約束だけでもすでに画財政部が発表した今年の物価上昇率の予測値3.2%の焼き直しだ南北関係において天安(チョナン)艦沈延坪島(ヨンピョンド)撃事件言及しないなど北朝鮮刺激しないようにとする態度せたことは肯定的価されるきな課題だ。しかし金正日北朝鮮国防委員長の死亡後の新しく展開させる朝鮮半島情勢対応して南北関係主導的導びこうとする積極的意思戦略うかがえない。 一言で、危機だけあって希望じられない年頭所感だ。

原文: :T.W