原文入力:2012/09/25 23:31(1429字)
←'病める富士康工場' の勤労者2000人余りが集団暴力デモを行い一時閉鎖されていた中国、陝西省、太原の富士康工場で24日、寄宿舎建物の窓が粉々にされたまま放置されている。 工場は一日後の25日に生産を再開し、会社側はiPhone5の部品供給には支障がないと明らかにした。 太原/APニューシス
太原で労働者2千人が仲間割れ
"警備員が労働者殴打したため" 証言も
非人間的な労務管理で悪名高い中国の富士康工場が内部の暴力事態で一時工場稼動が中止される事件が発生した。
中国<新華社通信>などは富士康の陝西省太原工場が去る23日午後11時に起きた事故で工場の稼動が中断されたと24日報道した。 この日、事件発生の原因はまだ明確になっていないが一時工場内の2000人以上の労働者が争い、この内40人以上が負傷したことが分かった。 負傷者の内3人は重態だ。 暴力事態は5000人以上の警察官が投入され23日午前9時頃に中断され工場稼動もこの日再開された。
富士康の親企業である台湾の鴻海精密は声明を通じて「23日夜、一部労働者間の言い争いが瞬時に夜間デモに拡大した」として「他地域出身労働者集団間のあつれきが背景」と説明した。 現地警察の初動捜査の結果によれば、今回の事態は山東省と海南省出身者間の争いから触発された。 この工場では7万9000人が仕事をしている。
中国内のインターネットに出回っている写真を見れば、工場周辺の商店のガラス窓がめちゃめちゃになり、パトカーも転覆しているなど事態が非常に深刻だったと考えられる。
富士康は今回の事態が労働者間の争いであり会社とは関係ないと説明しているものの、中国版ツイッターである微博では今回の事件が会社に雇用された警備員の非人間的な待遇に腹を立てた労働者が立ち上がったという証言が続々と出てきていると英国<BBC>は伝えた。 ある微博使用者は4,5人の警備員がある労働者を瀕死になるほど殴打し、これに反発した同僚が警備員と争い始め事態が拡大したと主張した。
この工場ではiPhone5の一部部品と自動車部品などが生産されている。 富士康関係者はiPhone部品供給に関する支障可能性について「余裕分の在庫を確保しているので問題ない」と明らかにした。
アップルをはじめ任天堂、ソニー、マイクロソフト、デルコンピュータなど有名企業の電子機器を受託生産している富士康は中国全域に散在している13ヶの工場で計120万人の労働者を雇用している。 全世界電子製品の40%以上を生産していると推定される超巨大企業だが、2011年までの2年間に19人の労働者が自殺を試みるほど劣悪な労務管理でも悪名が高い。
富士康工場の労務管理実態は今年初<ニューヨークタイムズ>の深層報道でその実体が明らかになった経緯がある。 当時この新聞は成都の富士康工場を取材して、労働者は3LDKのアパートに最大20人まで‘むちゃくちゃに詰め込まれ’寝て、一日に12時間ずつ1週間に6日間立ち放しで仕事をしていることが明らかになった。
イ・ヒョンソプ記者 sublee@hani.co.kr
原文: https://www.hani.co.kr/arti/international/china/553371.html 訳J.S