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オバマ“脱北者問題深い憂慮”初めて言及

https://www.hani.co.kr/arti/international/international_general/525400.html

原文入力:2012.03.27 08:35(807字)


フェイスブックを通じて脱北者と対話


 バラク・オバマ米国大統領は26日(現地時間)、“米国は北朝鮮住民の安寧と北朝鮮の人権状況、北朝鮮難民の困難などに対して深く憂慮している”と話した。オバマ大統領が北朝鮮難民に対して言及したのは事実上、今回が初めてだ。米ホワイトハウスがこの日ブログにあげた文を見ると、ソウル核安保首脳会議参加のために訪韓中であるオバマ大統領は、駐韓米国大使観がフェイスブックを通じて進行した‘オバマ大統領に尋ねてみて下さい’行事で、ある脱北者の質問にこのように答えた。

 オバマ大統領は返事で脱北者という意に近い‘ディフェクター’(defector)という単語の代わりに、難民を意味する‘レフュジー’(refugee)という表現を使った。米国政府が、米国側海洋警備隊に摘発されずにマイアミなど米国領土に上陸したキューバの人だけを難民と認定することに照らしてみると、オバマ大統領が使った‘難民’は韓国の海外公館などに入ってきた北朝鮮北脱出者だけを特定して指し示すと推定される。


 オバマ大統領は自身を北朝鮮難民だと紹介した‘ハン・ナムス’氏の北朝鮮人権関連質問に対し、“あなたの勇気ある行動は驚くべきことであり、北朝鮮住民たちが自由な人生を持つことができるという証拠になった”と評価した。


 それと共に“北朝鮮人権状況の改善は、米国の北朝鮮政策において優先順位にある”とし、“合わせて、これは北朝鮮-米国関係改善にも重要な影響を与えるだろう”と強調した。彼はまた、最近ロバート・キング国務部北朝鮮人権特使の北朝鮮訪問と、3度にかけた北朝鮮-米国高位級会談でも、人権問題を集中的に取り上げ論じたと紹介した後、“北朝鮮の情報の自由、人権向上、法治などのためのプログラムを続けて支援する予定だ”と話した。


イ・ヨンイン記者 yyi@hani.co.kr


原文: 訳:A.M